じじぃの「ノーベル物理学賞の真鍋淑郎さん・なぜ米国籍にしたのかの質問に答えて!日本は同調圧力社会」

今の日本へ・・・真鍋氏「もっと好奇心で進める研究を」 (2021年10月6日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=N-fmGcj_b-c

真鍋淑郎さん、なぜ米国籍にしたのかの質問に答えて

真鍋淑郎さんは、なぜ米国籍にしたのか。「日本の人々は、いつも他人を気にしている」 会見での発言が話題に

2021年10月6日 Yahoo!ニュース
米国プリンストン大の上席研究員で、気象学者の真鍋淑郎さんが、2021年のノーベル物理学賞に選ばれた。真鍋さんは、米国籍を取得している。プリンストン大学で行われた会見では、米国籍に変更した理由についても質問が上がった。
「日本の人々は、いつもお互いのことを気にしている」
真鍋さんは、米国籍を取得している。
ノーベル賞受賞を受け、プリンストン大学で行われた記者会見では、なぜ国籍を変更したのかという質問が上がった。
「おもしろい質問ですね」と答えた真鍋さんは、国籍を変更した理由について、「日本の人々は、いつもお互いのことを気にしている。調和を重んじる関係性を築くから」と述べ、以下のように語った。
「日本の人々は、非常に調和を重んじる関係性を築きます。お互いが良い関係を維持するためにこれが重要です。他人を気にして、他人を邪魔するようなことは一切やりません」
その上で、真鍋さんは、「アメリカではやりたいことをできる」と語る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5d40d692235173adfb5802b4e75f849fe6069e

ワイドナショーで『ノーベル賞』が話題に!

2021-10-10 トレンドアットTV
ノーベル賞の真鍋さんの話、日本では色々たしかに窮屈な事もあると思うけど、アメリカでやっていくには相当覚悟もいるだろうし、突き抜けてないと認められないだろうなと思う。ある程度人は人と割り切って、安心・安全な日本も悪くないと思うけどな。
ノーベル賞を受賞するほどの真鍋さんのような立派な学者が言うならまだしも、群れなきゃ生きることもできない小者が「日本は同調圧力が酷い」とか文句言ってるのは滑稽で草が生える。
お前ら弱者の序列つける競争でも負け犬じゃねーの?と言うとキレる偉そうなポンコツは黙れよw
https://trend-at-tv.com/word/103513?page=1

『学者の暴走』

掛谷英紀/著 扶桑社新書 2021年発行

第3章 日本の科学の弱点

3 学者の村社会

学者集団の同調圧力

日本の研究者集団の日本的な特徴として、もう1つ挙げられるのが同調圧力の存在である。聖徳太子の十七条憲法に、「和を以って貴しとなす」とあるが、これは今でも日本人を強く縛る規範である。しかし、学問は真理の探究であるから、同調圧力に屈することは真理から遠ざかることにつながりかねない。
現実には「和を以って貴しとなす」の精神が学者の良心を凌駕するケースは少なくない。データを隠すと公言している人間を入学式に登壇させるのもその例の1つと言えよう。フェミニストをはじめとする左翼系学者は、基本的に声が大きい。そういう人に対して「データを隠す」と言ったことを追求して、余計な揉め事を起こしたくないという「和を重んじる」学者は非常に多い。
今の学者は基本的に学歴エリートたちである。ずっと周りに褒められて育ってきた。だから、揉め事を極端に嫌う傾向にある人が多い。逆に、自分の無理な要求を通したい人にとっては、それが付け入る隙になる。左翼はそれをうまく利用する。
政府による学術会議の人事への干渉に対して、学問の自由の侵害だと左翼学者が騒ぎたてたのもその一例である。この件については、その後左翼学者の側が、各学会に政府への非難の声明を出すよう強力に求めており、それに従う学会は多い。その中には、会員の意見を聞かず、学会の上層部だけで声明に加わる決断をした学会も少なくない。これも左翼が同調圧力をうまく利用した例と言えるだろう。
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たとえば、2020年10月6日に新型コロナウイルス人工説を唱えているウイルス学者 閻麗夢博士の母親が中国政府に逮捕されたとの報道があった。彼女が人工説の根拠を述べた2本目の論文を発表する前の出来事である。他にも、中国政府の圧力で発言を撤回させられた中国の研究者は少なくない。このような形で学者の発言を封じようとすることこそが本当の政府による学問の自由への介入である。それに対して、学問の自由を謳う左翼学者たちは、何の抗議の声も上げていない。この事実は、彼らの目的が学問の自由を守ることではなく、自分の政治的主張を通すことでもあることを如実に物語る。
日本の同調圧力は、研究不正の追求においても障害となる。1章で述べた通り、研究不正に関する国際的な追及の公開質問状に、日本人の署名が出ることは少ない。疑惑の段階で、自ら名乗り出て問題を指摘する勇気がないのである。
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本章の最初に、論理を扱う言語としての日本語の弱点を述べたが、YESとNOの使い方も、日本語で科学を論じるときの障害になる。日本語では、相手の意見に賛同するか否かでYES、NOを使い分ける。一方、英語では事実に関する肯定か否定かで使い分ける。

相手に同調するか否かに焦点が当たる日本語の肯定・否定の用法は、和を重んじる日本文化の中で、事実に焦点を当てた議論をするのをさらに難しくしている面がある。