【宝石紹介】カラーで選ぶ宝石図鑑
Birth Stone (giftmall.co.jp より)
【誕生石12色の中からカラー選択可能!】
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鉱物の秘密がわかる本
科学雑学研究倶楽部(編)
第1部 鉱物の基礎を学ぶ
・鉱物のしくみと性質
・奇妙で不思議な鉱物たち
・面白くてためになる鉱物の知識
・誕生石の謎と神秘
第2部 鉱物と宝石図鑑
・鉱物編
・宝石編
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『鉱物の秘密がわかる本』
科学雑学研究倶楽部 学研プラス 2016年発行
第1部 鉱物の基礎を学ぶ
誕生石の謎と神秘 より
持ち主に幸運を招くお守り 誕生石とは何か?
聖書に列記された宝石たち
1年の12ヵ月それぞれに、その月を表す誕生石がある。「持ち主を守護する神秘の力を宿す」といわれる誕生石だが、その源流はキリスト教の聖書にあるといわれている。
『旧約聖書』の「出エジプト記」「エゼキエル書」の各28章に、大祭司が胸当てにつけているという12の宝石についての記述がある。この12の宝石は、もとはイスラエルの12の部族を表していたもので、ここからそれぞれの石が12ヵ月に当てはめられていったという。
一方で、『新約聖書』にも12種類の宝石についての記述がある。「ヨハネの黙示録」第21章によると、”最後の審判”の跡に現れる聖都の城壁の土台に12の宝石がはめ込まれているといい、こちらを誕生石のルーツとする説もある。
ただし、聖書に登場する宝石は、現在の誕生石の並びとは異なっている。今日、誕生石としてピックアップされている宝石は、実は20世紀初頭にアメリカの宝石商の組合が制定したものがベースになっているのだ。その後、国や時流によって少しずつ改訂され、現在のラインナップとなった。ちなみに日本では、独自のものとして3月にコーラル(サンゴ)、5月にジェダイトと(ヒスイ)が追加されている。
月ごとのお守り「マンス・ストーン」
現在では、誕生石は自分の生まれ月の石を1種類だけ、通年身につけるという方法が一般的だ。しかし、誕生石が広まりだした18世紀ごろには、月ごとに石を変え、お守りとして持つことが多かったようだ。その月にもっともパワーが大きくなる宝石を身につけることで、災いを遠ざけ、幸運を呼び込むことができると考えられていたのだ。この方法は、12種類すべての宝石を持っていることが前提になる。
誕生石とのつき合い方について、どれが正しいというものはない。自分にゆかりのあるひとつの石を大切にするのも、月ごとに身につける宝石を変えてみるのも、どちらも美しい鉱物を身近に楽しむ方法のひとつなのだ。
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