じじぃの「北朝鮮の核実験・白頭山がそのうち噴火する?本当にあった歴史雑学」

北の核実験、地震M7越えれば白頭山噴火の可能性

「北の核実験、地震M7越えれば白頭山噴火の可能性」

2016.02.18 中央日報/
北朝鮮の核実験が白頭山(ペクドゥサン)の火山噴火を触発する可能性があることを示す研究結果が発表された。
研究チームは地震規模7に該当する核実験をした場合、マグマ房が受ける圧力が最大120キロパスカル(kPa)まで上昇し、マグマの噴出を誘発する可能性が大きいと主張した。その程度の圧力が加わればマグマ房内に気泡が形成されてマグマが地上に噴出するというのが研究チームの説明だ。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/212184?sectcode=400&servcode=400

『ウソみたいだけど本当にあった歴史雑学』

青山誠/著 彩図社 2021年発行

吹き上げられた粉塵により世界的凶作が発生 フランス革命の原因は、浅間山の大噴火 より

1789年7月14日、パリの民衆がバスチーユ牢獄を襲撃してフランス革命が起こる。当時のフランス王朝は累積赤字をかかえて、庶民に重税を課すようになっていた。それにくわえて不作の年がつづき、食料価格が高騰。飢えが民衆の怒りに火を付けたのである。
このフランス革命の原因が、遠く離れた東洋の島国・日本にあったというのだ。
フランス革命が起きる6年前、日本では天明3年(1783)8月に浅間山が大噴火を起こしている。溶岩流や火砕流山麓部の集落に甚大な被害を与え、さらに日本上空に漂う大量の噴煙が日光を遮断し、日照不足による不作が全国的規模に。東北地方の被害はとくに甚大で、20万人といわれる餓死者が発生する事態となった。これが江戸時代の四大飢饉のひとつに数えられる天明の大飢饉である。
浅間山噴火の影響は日本だけでは収まらない。大噴火の噴煙は成層圏にまで達し、世界的規模で広がる。これによって北半球の年間平均気温は1~2度下がったといわれる。当然、ヨーロッパにも大きな影響があった。農作物の育成には厳しい冷夏と厳冬が数年間つづき、フランスをはじめ各地で凶作が発生している。浅間山噴火が、革命の機運を盛りあげるのに一役二役も買っていたということだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「天災は忘れたころに来る」は、寺田寅彦博士が言ったとされる。
大災害は予測不可能ということなのだろうか。
初期条件の小さなずれが結果に大きな変化をもたらし、結果が予見できなくなるような場合を「カオス」と呼ぶ。
秩序状態から突然に無秩序へ転移する問題については、寺田博士も注目していたらしい。
どっかでのチョウが羽を動かしただけで、ニューヨークに災害を引き起こす?
中国と北朝鮮の国境にある白頭山が1100年前、有史以来では最大という噴火を起こした。
一説にはこのとき噴出したマグマの量は、西暦79年に古代ローマポンペイを壊滅させたヴェスヴィオ火山のマグマの約50倍にも相当するものだったという。
2021年5月18日、在韓米軍司令官は北朝鮮が新たな核実験を準備している兆候があると伝えた。