Inside the desperate, dangerous scramble to evacuate Kabul as Taliban seizes control
The Taliban Ride Back to Power in Kabul
アフガン撤退「後悔していない」 試されるバイデン政権
2021年8月18日 朝日新聞デジタル
バイデン米大統領は16日、アフガン政権の崩壊後に初めて演説し、米軍撤退について「正しい決断だ」として、20年にわたる駐留を終えることは国益につながると正当性を主張した。政権崩壊は「予想以上に早かった」と誤算を認めたが、原因はアフガン政府側にあると釈明した。
「アフガン政府軍が戦おうとしない戦争で、米兵が戦って死ぬべきではない」とした。
https://www.asahi.com/articles/ASP8K6QRYP8KUHBI027.html
米国・PBS アフガニスタン情勢
アフガニスタンの首都・カブールでは米国と同盟国の航空機離陸が増えている。
米国の軍及び海兵隊の部隊が新たに到着しているが、多くの市民はカブールの空港へ行くのをタリバンの戦闘員に阻止されている。
1919年の英国からの独立を祝う記念日、8月19日、カブールではタリバン統治に反対する市民がデモ行進。
他の都市にも広がっている散発的な抗議行動に対し、銃による威嚇が行われている。
アサダバードでは国旗を振っていた人たちにタリバンの戦闘員が発砲。
数人が死亡したと伝えられている。
NATO(北大西洋条約機構)の推計やタリバンの発表では数日で空港の中や周辺での発砲、事故で十数人が死亡。
タリバンは金曜の礼拝で出国の見合わせを市民に呼びかけるよう宗教指導者に求めている。
国防総省は市民の出国に向け、米軍兵士5200人を動員。
安全確保の為に米国の戦闘機が上空を飛行。
国防総省報道官は会見で「増員された領事館職員が追加部隊の支援のもとで出国手続きを加速させている。出国者を増やす努力をしている」と述べた。
米国・ABC アフガニスタン最新情勢
カブール空港の外ではタリバンが検問所を支配し、空港の中では6000人が国外退避手続きを完了し20機の航空機で離陸するのを待っている。
一方カブールにある米国大使館の職員がバイデン政権に対し、ここ数週間で急速にタリバンが攻勢を強めアフガニスタン政権は崩壊の危機にあると事前に警告していたことが判明。
15日にアフガニスタンがタリバンの手に落ちて以降米軍は7000人を退避させた。
先月カブールの米国大使館はブリンケン国務長官にアフガニスタン政府は崩壊する危険性があり、ホワイトハウスに米軍に協力したアフガニスタン人の国外退避をすぐ始めるよう求めていたことが分かった。
アフガニスタンの独立記念日、国旗を掲げて進む人たち。
タリバンの戦闘員は威嚇射撃をしながら参加者を追いかける。
首都・カブールでは混乱が続き、何万人もの米国人や米国に協力したアフガニスタン人が不安定な状況に置かれている。
国防総省報道官・Jカービーは会見で「空港への入り口を増やすとともに、対応にあたる領事館員や支援にあたる兵士を増やしているので今後もっと多くの人の退避を進められる態勢は出来ている」と述べた。
19日、動けなくなっている米国の永住権を持つ人物から音声メッセージ「私たちは危険な状況にあり、助けが必要だ」。
バイデン大統領は「アフガニスタン政府の指導者が飛行機で国外に逃げ、アフガニスタン軍の大部分が崩壊し、逃げた。いま問われているのは9月1日に延期した期限内に撤退するのか、現地にもっと多くの兵士を送るかだ」と述べた。
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じじぃの日記。
米軍がアフガンからの撤退を始めてから3ヵ月、タリバンが主要都市を掌握してからわずか10日にアフガン政府は降伏を宣言し、アフガンの首都カブールは陥落した。
バイデン政権の外交政策の焦点は中国やロシア、サイバーテロなどの新しい脅威に向かっている。
こうしたバイデン大統領が示した外交方針に、韓国の一部では動揺が広がっている。
文在寅政権の対北朝鮮姿勢は戦意を失ったアフガン軍のように見える。
米軍のアフガン撤退は、「韓国のアフガン化」を意味しているのもしれない。