Ancient Civilizations #2: Catal Huyuk
ANATOLIAN CIVILIZATIONS
なぜ人間だけが料理をする?
この中で一番料理が上手すぎるステキな大人ってだーれ? チューボーですよ!で長年料理番組をされていたという事で堺正章さんが解答者。 チコちゃんの疑問は、なぜ人間だけが料理をするの?
答えは、顔が平だから。
巨大な小惑星が6600万年前に、現在のメキシコに落ち恐竜が絶滅した。
昼間から食料を探せるようになった我々の祖先は、視覚が発達、嗅覚は次第に退化していった。
それとともに骨格に変化が起き長かった鼻部分が短くなり、顔が平らになった。
我々の祖先は直立二足歩行するようになり、体が垂直に起き上がると喉頭が他の動物と比べて下がった。
すると、食べ物の香りが広がった喉の空間を通してより嗅上皮に届きやすく風味を感じやすくなった。
https://www4.nhk.or.jp/chikochan/x/2020-01-03/21/4362/1490075/
『なんでも「はじめて」大全』
スチュワート・ロス/著、西田美緒子/訳 東洋経済新報社 2020年発行
文明 より
進化
人類の発展は、絶え間ない進化と蓄積の繰り返しによって成しとげられてきた。
アイザック・ニュートン卿の言葉によれば(よく知られた古典的な考えをなぞったものだが)。新しい発想やものは「巨人の肩の上に立っている人」から生まれた。そうした巨人の一部を、私たちは少し前に見かけている――ごく初期のきわめて重要な3つのブレークスルーをなし遂げた、名もない太古の人々だ。
彼らは、「火」「道具」「言葉」を自由に操るようになった。
集落と都市
人々が放浪生活から抜け出すと、洞窟、天幕、一時的な隠れ場所での暮らしよりも、恒久的な住居を求めるようになった。イスラエル統治下のヨルダン川西岸地区にあるエリコおよびトルコのチャタル・ヒュユク(どちらも紀元前9000年頃)がはじめての町かどうかは定かではないが――人口数百人で、現代の村に近いものだった――これらが現在までその姿を保ってきた最古の町であることはまちがいない。
人と料理 より
火の支配――重要な「はじめて」
火は地球のはじまりから存在していた。実際には、火が地球のはじまりだったと言ってもよいだろう。「ヒト族」の初期の種がはじめて火を支配し、自分たちのために利用することを覚えたのは、およそ60万年前から30万年前だ。この――ときには意図的に、ときには好機をとらえながら進んだ――ゆっくりとした歩みは、彼らの最も偉大な業績のひとつで、農業の発展と並ぶ重要性をもつことはほぼまちがいない。
火は暖かさをもたらし、荒涼として住みにくい土地への移動をあと押しした。洞窟の入り口や野営地の入り口や野営地の端に置いた火は、野獣から身を守るのに役立った。火はサム着て暗い夜にまで活動の範囲を広げた(たとえば木を削ったり刻んだり、物語を話したりする時間ができた)。
火は文化の幅を広げた(木炭を使う絵描き、焼成粘土で像を作る彫刻家が生まれた)。そして何よりも、火は料理を生み出した。それは、マンモスのステーキからミシュランの星に至る、長くて食欲をそそる道のりのはじめの一歩だった(それは脳を強化するものであったのだろう)。
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どうでもいい、じじぃの日記。
人間の進化は、「火」「道具」「言葉」を自由に操るようになったから、だそうだ。
約7万5000年前に、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こした。
一説によると人類は、このボトルネック効果により数千人にまで減少したという。
この時期は人類が初めてアフリカを離れた、「出アフリカ」を果たした時期と重なるらしい。
『サピエンス全史』の著者ハラリによると、この時から人類の進化は止まったままという。
『言語の起源 人類の最も偉大な発明』という本にこんなことが書かれていた。
ダンバーは、人間の知能の発達を促したのは生態学的変化による問題解決の必要ではなく、知能や脳化の圧力は、人間社会の規模が大きくなったことによるものだと論じる。
現在、発掘されて分かっている古代の集落で一番古いのはトルコのアナトリア地方らしい。
旧約聖書の「人類創生」もこのあたりから始まっている。