じじぃの「歴史・思想_412_日米中アジア開戦・中国・日清戦争の敗因」

【紙芝居】3分で分かる日清戦争

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XBoFzyh5kCM

1895年、日清戦争の勝利を記念し東京・日比谷に造られた凱旋門

中国で沸騰、「なぜ日清戦争に負けたのか?」

2014/07/26  東洋経済オンライン
●「中華民族の偉大な復興」という目標
日本ではほとんど知られていないが、中国では今年に入ってから、さまざまなメディアが「甲午戦争」を振り返るキャンペーンを張ってきた。

習近平国家主席も、「甲午」の意味合いを強調している。6月9日には中国科学界の重鎮を集めた演説で「今年は甲午の年だ。このことは中国人民と中華民族にとって特別な意味を持つ。我が国近代史上においても特別な意味がある。……そしていま、われわれは中華民族の偉大な復興という目標にかつてなく近づいている」と述べた。

ここでの主要なメッセージはイノベーションの重要性を訴えることにあるのだが、そのインパクトを増すために「甲午」が使われているのだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/43760

『日米中アジア開戦』

陳破空/著、山田智美/訳 文春新書 2014年発行

100年の腐敗、北洋水路と解放軍 より

「今日、『腐敗こそが第1の破壊力』であることは全軍の共通認識となっている。反腐敗の力は腐敗の力よりも大きくはなく、腐敗に長けた者はもっとうまく立ち回っている」
        ――中国人民解放軍大佐、国防大学教授 劉明福

日清戦争の敗因

日清戦争で清国が負けたのは、ハードパワーではなく、ソフトパワーが足りなかったからである。中国共産党の体内宣伝は、落伍すれば叩かれるというものだ。だが、真に叩かれるべきは腐敗であると歴史は証明している。腐敗していたから北洋水師は日清戦争で全滅した。同じく腐敗している解放軍も、北洋水師と同じ宿命から逃れられない。末期の清朝廷と今日の中国共産党政権は、経済的にも生活的にも、さらには精神的にも腐敗している。専制を死守し、政治改革をかたくなに拒み、鎖国したままだ。少なくともイデオロギー鎖国体制を敷き、あらゆる面で文明世界を敵に回しているという点で同じだ。
日清戦争中、北洋水師は国辱的な軍隊だったが、例外もある。勇敢に戦って戦死した「経遠号」の艦長林永昇や、「致遠号」の艦長鄧世昌である。鄧世昌は、傷を負った「致遠号」を操縦して日本軍艦にぶつけようとしたが成功せず、艦と共に沈没し殉死した。戦争に完敗した後、北洋水師司令官の丁汝昌、「定遠号」艦長の劉歩蟾、「鎮遠号」艦長の林泰曽は、恥を感じて自殺した。

解放軍トップは逃亡

筆者は断言できる。将来、日中戦争が起き、もし中国が負けたなら、解放軍のトップは投降、あるいは逃亡するかで、自殺しる者は一人もいないだろう。なぜなら現代中国の極度の腐敗は、色と欲に溺れ、快楽を求める風潮がすでに史上最悪のレベルに達しているからである。解放軍のトップは恥知らずで、死を恐れ、何としてでも生き延びようとするはずである。

日清戦争から120年が過ぎ、「富国強兵」「軍備増強」の時が専制中国に再び巡ってきた。違うのは、当時の清国は守りの姿勢で攻撃的でなかったが、今日の中国は攻撃的で守りに回っていないということだ。中南海はこれこそ清朝末期から得た教訓だと思っている。政府系メディアは「甲午海戦は積極的な攻撃意識を持たねばならないと中国軍に啓示した」と結論づけている。

中国共産党は「攻めろ! 攻める! もっと攻めろ!」「攻撃は最大の防御なり」(元ナチス・ドイツ首相、アドルフ・ヒトラーの言葉)と主張するファッショ哲学を盲信している。
通常戦ならば、日本の自衛隊は少なくない武器によって中国解放軍に勝利できるだろう。もし中国が核兵器を使えば、アメリカの核兵器使用を招くことになり、中国共産党政権が徹底的に打ちのめされることになる。このことから、政権の安泰と既得利益の確保に重きを置く北京の腐敗政権が、アン役に核兵器を使うことはないと断定できる。少なくとも現在の状況では妄動はとれない。
これまで譲歩さえられ、隠忍自重を強いられてきた日本は、本来なら戦争に怯えることなく、また戦争を回避せずともよいのである。逆に、進んで戦いに応えるべきなのだ。解放軍海軍や第2の海軍(海監局)、漁船(工作船)が、絶え間なく尖閣諸島を侵犯しているこの時こそ、日本は敵を尖閣諸島海域の奥深く誘い込み、精鋭部隊を投入して不意を突いて攻撃をかければ殲滅できる。