【BS】『どうなる2021日韓関係支持最低更新の文政権 コロナ感染拡大で窮地』 2021年1月6日（水）
どうなる2021年 日韓関係
文在寅大統領の支持率、就任後最低の34.1％…不支持率は初めて60％を超える＝韓国
2021年1月3日 Yahoo!ニュース
リアルメーターが、YTNの依頼で今月1から2日に、全国18歳以上の男女1000人を対象に調査した結果、文在寅大統領の支持率(肯定評価)は34.1%で歴代最低値を記録した。
一方、不支持率は61.7%となり、文在寅大統領就任後、同社が実施した調査で最高値を記録した。特に、同社の調査で、不支持率が60%を超えるのは今回が初めてだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d52b276168bdba7b9291e5fa76be96730516e1b8
プライムニュース 「どうなる2021日韓関係 支持最低更新の文政権 コロナ感染拡大で窮地」
2021年1月6日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】松川るい（防衛大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官）、武藤正敏（元駐韓特命全権大使）、黒田勝弘（産経新聞ソウル駐在客員論説委員 リモート出演）、李泳采（恵泉女学園大学教授）
2021年、韓国の文在寅政権はどうなるのか。最新の世論調査で不支持が60％を超え、就任以来、最も厳しい年明けとなった文大統領。来年5月の任期満了に向け、求心力を維持できるのか。
また、文政権の悲願である南北融和にも見通しが立っていない。文政権は間もなく誕生するバイデン政権とどのような関係を構築し、それが朝鮮半島情勢にどう影響するのか。さらに、最悪の状況が続く日韓関係など、様々な角度から今年の韓国を展望する。
東京1591人で過去最多更新 「新型コロナ」感染拡大の行方 （前半）
反町理、「7日に決定する方針の緊急事態宣言に合わせ飲食店の営業時間の対応策が発表されることになるが、それで十分なのか」
ウイルス・微生物学研究者・増田道明教授、「このコロナウイルスの特徴は感染してもまったく無症状の人から重症な人まで非常に幅が広い。国によっては一律にやっていたりするがこれはあまり効果がない。怖がりかたの多様性を認める。そうなると自分でどう守るか。例えば飲食店を早く閉めるたらどういう行動をとるか。時短に応じない店に何が起こるかというと、そこの店に行けば8時過ぎでも食べられるんだという人が出てくる。想定外の行動を取る人が出てくるのではないか」
どうなる2021日韓関係・支持最低更新の文政権 （後半）
●文在寅政権 新型コロナ…感染拡大と対策
『コロナ＋パパラッチ＝コパラッチ』
韓国政府は12月24日から韓国全土を対象に5人以上の集まりを禁止する措置を下したが、規制基準が曖昧で、混乱が拡大している。さらに、防疫ルールへの違反者を見つけて通報する人、いわゆる「コパラッチ（コロナ＋パパラッチ）」に褒賞金を出す方針まで明らかにし、規制が過剰だと指摘する声が出ている。
松川るい、「上手くいっている国は早い段階ですぐに止める措置を持っているという強制力と、スマホやデジタル技術でのフォローなどそれを補足するシステムをどう充実させるかが重要」
武藤正敏、「終電を22時にしたら皆早く帰るのではないか」
日本の若い人の行動を抑えるためには。
李泳采、「韓国が日本と一番違うのは検査システムが全部国民に見えている。行動するための選択権もあげながら同時に犠牲をしてもらうことを入れないと」
黒田勝弘、「若い人が問題だというのは韓国でも同じだが、日本の年末年始の風景を見ていると若い人の人出がかなりある」
●文在寅政権 支持率最低からの政権浮揚策
韓国与党「共に民主党」は3日、国会で非公開の最高委員会懇談会を開き、収監中の朴槿恵（パク・クネ）前大統領と李明博（イ・ミョンバク）元大統領に対する恩赦に関連し、「当事者の反省」が重要であり、党員の意思に従うとの意見をまとめた。
１日・聯合ニュースインタビューで共に民主党・李洛淵代表（進歩派）は、李明博元大統領と朴槿恵前大統領に対する恩赦の建議について「国民統合に対する思いからの発言と理解した」と発言した。
与党内で反発があり国民と党員の意思を尊重する方針に。
武藤正敏、「文大統領があまりに左に行き過ぎており国民の和解が必要だと思ったのではないか。文在寅シンパは文在寅より過激で主要な懸案があるたびに大きな声を上げて誰も反発できないような雰囲気を作っている。与党の共に民主党がそういう人たちに引きずられてとんでもない方向に行っているというのが現実だと思う」
黒田勝弘、「韓国の政治文化からすれば予定通りというか想定内の出来事。政権、文在寅大統領とすれば、今のまま2人を監獄に留め置いて退任するというのは心残り。恨みを残すということ。李洛淵代表は慎重な人、当然大統領、青瓦台当局と意見交換があったうえで提案した。文大統領は街の声でステルス大統領という皮肉がある」
世論、尹錫悦（ユン・ソクヨル）検察総長について言及。
武藤正敏、「大統領自身が去年あまりにも国内政治をやりすぎたと、今年はもう少し政策的にきちっとやって成果を上げたいと言っている。この恩赦について完全に死んだわけではないと青瓦台の人は言っている。大統領も強硬派の動きに困っているのではないか。声が大きくなかなか抑え込めない」
●文在寅政権 南北融和と米韓関係の行方
文在寅大統領の新年メッセージは「防疫はもちろん経済や気候環境 韓半島（朝鮮半島）の平和まで変化の風を先に巻き起こしていく」と発言。
南北関係において具体的にどういうことをするか。
李泳采、「変化の風というのは必ず南北関係だけのことを言った金正恩委員長が読み上げた元旦の『新年辞』ではなかった。何よりコロナの防疫を早く抜け出して日常生活を取り戻したいというのが一番の優先課題」
松川るい、「北からすればおそらく打開の道がトランプに期待したような形ではないんだと、まさに今ウォッチしている最中だと思う。不動の姿勢で北に対して融和的で暖かい手を差し伸べているのは文在寅政権。北は韓国に対しいろいろ言うが内心は大事にしているのだと思う」
●文在寅政権“手詰まり”日韓関係の行方
“元徴用工訴訟”をめぐる年末の動きについて（日本製鉄、三菱重工）。
黒田勝弘、「バイデン政権は当然、日米韓の協力関係重視。米国に一肌脱いでやってもらうしかないという印象を持っている」
李泳采、「トランプ政権よりはバイデン政権は日韓関係の友好を要求するとは思う」
武藤正敏、「オリンピックの際に日米南北の会談をやりたいと言っているので、その前にこれをちょっかいを出すことは恐らく無いのだろう。この問題を日本側からなにか提案することは難しい。米国が関与しないとこの問題は解決しないということは言えると思う」
松川るい、「これは日韓の問題。日本側は知恵は出していると思うが韓国でないと解決できない。文在寅大統領自身が解決しようという意思で動かないと無理。しかし最初から諦めるのではなく知恵を出していきたい」
【提言】 「2021年 文在寅政権との向き合い方」
黒田勝弘 「日本にとって韓国の価値とは」
バイデン政権は同盟重視なので圧力がかかってくる。それでは韓国は日本にとってどれほど価値があるのか、どれほど気を使わなければならないのか。もう一度再検証しようではないか。
李泳采 「先導的な日韓」
日米関係と同じ感覚で日韓関係を考える。
武藤正敏 「臨機応変」
文在寅政権は末期になって何をしでかすかわからない。日本は臨機応変に対処せざるをえない。
松川るい 「原則ある対話」
文在寅政権とは歴史的な認識からうまくいかない。だが何とか対話を続けていく。
https://www.fnn.jp/subcategory/BS%E3%83%95%E3%82%B8LIVE%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
