Marines Raise the Flag on Iwo Jima
Battle of Iwo Jima
Battle of Iwo Jima
Britannica
Battle of Iwo Jima, (February 19-March 16, 1945), World War II conflict between the United States and the Empire of Japan.
The United States mounted an amphibious invasion of the island of Iwo Jima as part of its Pacific campaign against Japan. A costly victory for the United States, the battle was one of the bloodiest in the history of the U.S. Marine Corps and was cited as proof of the Japanese military’s willingness to fight to the last man.
https://www.britannica.com/topic/Battle-of-Iwo-Jima
『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』
ポール・ロウ/著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美/訳 実業之日本社 2019年発行
硫黄島の星条旗 より
ジョー・ローゼンタール
撮影年:1945年
撮影地:硫黄島、日本
フォーマット:大判
ジョー・ローゼンタール(1911~2006)は趣味として写真を撮り始めたが、後にカリフォルニア州サンフランシスコでリポーター、報道カメラマンの仕事に就いた。視力が弱かったために、第二次世界大戦開戦時にはアメリカ軍所属のカメラマンに採用されず、AP通信社の記者となって1944年に太平洋戦線の取材に赴いた。
硫黄島は、日本本土で初めてアメリカ軍の侵攻の目標となった島で、これに備えて島には地下壕が張り巡らされ、2万1000人の日本兵で防備が強化されていた。
1945年2月19日の侵攻開始から4日後には、アメリカ海兵隊の戦術部隊が、島全体を見下ろす雄大な火山である摺鉢山の山頂に到達した。兵士たちは古い水道管に取り付けた旗を掲げて、ルイス・R・ローリー2等軍曹が編集する海軍広報誌『レザーネック』に載せるための写真を撮った。
ローゼンタールは同日、2番目に到着したが、最初の旗が戦勝記念に持ち去られた後で、さらに大きな旗が立てられようとしているところだった。彼の写真は瞬く間に有名になったが、撮影状況」についてはローゼンタールによる「ヤラセ」ではないかという議論がついて回り、非難が後を絶たなかった。今ではこの疑惑がいわれのないものであったと証明されている。