Enriching the Lives of Long-Term Care Residents
WHAT IS A GOOD SAMARITAN LAW?
『倫風』 2020年12月号
世相診断 他人事ではない、介護の現在――コロナで苦境に立つ現場 淑徳大学総合福祉社会部教授 結城康博さん より
新型コロナウイルスとの闘いは長引きそうです。サービス業をはじめ、さまざまな分野に影響が広がっていますが、特に大きな困難に直面しているのが介護福祉の現場です。
介護施設での集団感染が発生しており、再発の不安からデイサービスを中心に、一部では介護サービスの中止が相次いでいます。
でも、医療の現場に比べて世間の注目度は低いのです。その理由は「医療は自分の問題、介護は老人の問題」と考えられがちだからでしょう。しかし、65歳以上の高齢者のうち要介護者は約607万人(平成27年)、6人に1人です。今後ますます進む超高齢化社会で、介護サービスの機能不全は、大きな社会問題になりかねません。
この業界は、そもそもコロナ禍の前から深刻な人手不足で、しかもヘルパー(介護者)のほとんどがパートやアルバイトという状況です。
ヘルパーさんたちが、感染症の不安から休みを取ったり辞めてしまったりするケースもありました。さらに、一斉休校の時期には、子どもが家にいるため長期にわたって欠勤せざるを得ない状況でした。こうして介護サービスはさらに停滞していったのです。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「ピンポーン!」
「また、雑誌持ってきました」
小太りのおばちゃんが、今年になって毎月やってくるようになった。
「今日は、うちで作ったミソとゆずういろうを持ってきました」
パラパラと『倫風』 12月号を読んでみた。
「65歳以上の高齢者のうち要介護者は約607万人(平成27年)、6人に1人です。今後ますます進む超高齢化社会で、介護サービスの機能不全は、大きな社会問題になりかねません」
「要介護者」という言葉から、思いつくことは歩行困難者という言葉だ。
まあ、自力でトイレに行って、ちゃんと用をたせれば要介護者ではないような気がする。
私はその一歩手前なのだろうか。
それにしても、何で役立たずの私に毎月何か持ってきてくれるのだろうか。
人の心が分からずにいるじじぃなのです。