問題 「介護保険料を支払うのは何歳から?」
・20歳
・30歳
・40歳
正解 40歳
【池上彰さん解説】
「昨日は医療について取り上げました。高齢化が進む日本でもう一つ大問題があります。介護です。20年前に介護保険制度ができて社会全体が支えていくシステムになりました。介護サービス利用時の本人の負担割合は原則1割です。所得の高い人は2、3割と負担している人もいますがそれは全体の1割にしかすぎません。介護保険料は40歳以上の国民が納めています。自己負担分以外は税金と介護保険料で支えています。介護保険で受けられるサービスはデイサービス(通所介護)、ショートステイ(短期入所)、施設への入居など施設利用と訪問介護です。訪問介護では食事、入浴、掃除などをサポートしてくれます。サービス利用者が急増。しかし、その肝心の介護保険制度がぐらついています。今後、団塊の世代が75歳以上になると介護給付額は一段と膨らみます。こうした状況を踏まえて政府は給付を抑制する方針を打ち出しています。2021年度から低所得者への補助を一部縮小します。ただ、収支を改善するための抜本改革は先送りしました」
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『介護保険給付一覧表』
高輪編集室/編 アントレックス 2019年発行
世界一高齢化が進む日本で「介護保険」は重要な公的保障制度となっている。しかし、制度変更が頻繁、仕組みが分かりにくい等、混乱を招いているのも事実。そんな介護保険制度をスッキリ整理、仕組みと上手な利用法を一覧表式で分かりやすく紹介。
「家に来てもらって」受ける より
[介護保険で受けられるサービス]
【訪問介護】
ホームヘルパー(訪問介護員)が要介護者・要支援者の自宅を訪れて、「身体介護」と「生活援助」「通院等乗降介助」の3種類のサービスを行なうことを「訪問介護」という。在宅介護を支える重要なサービスである。
●身体介護
・排せつ介助
・食事の介助
・服薬の介助
・身体の清拭/入浴の介助
・整容・洗顔
・着替え
・通院・外出等の介助
●生活援助
・居室の掃除
・薬の受け取り
・洗濯
・食事の準備・調理・後片付け
・日用品の買い物代行
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どうでもいい、じじぃの日記。
今は定年退職で辞めた弟は 、老人ホームの責任者をやっていた。
去年暮れに、我が家を訪ねてきて、こんなことを言っていた。
「訪問介護、というのがあるんだから、利用しろよ」
まだまだ、自分で家の中の掃除ぐらいできるなあ。やらないでいるだけで。