じじぃの「アメリカ南北戦争・生々しい記憶?死ぬまでに観ておきたい世界の写真」

Antietam: Animated Battle Map

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_8ybkoGmHww

Bringing the War to Our Doorsteps

Alexander Gardner, Civil War Fake News

December 28, 2018 History Daily
Meadow strewn with Confederate dead, photographed by Alexander Gardner two days after fighting had ceased during bloodiest battle of Civil War. Source: (Photo by Alexander Gardner/The LIFE Picture Collection/Getty Images)
https://historydaily.org/alexander-gardner-civil-war-fake-news

『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』

ポール・ロウ/著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美/訳 実業之日本社 2019年発行

アンティータムの戦い後、埋葬のために集められた南軍の死者 より

アレクサンダー・ガードナー
撮影年:1862年
撮影地:ワシントン郡、メリーランド州、米国
フォーマット・大判ガラス板
アメリ南北戦争(1861~65)を記録した人物として真っ先に思い出される写真家といえば、マシュー・ブレイディである。
アレクサンダー・ガードナー(1821~82)は。、そのブレイディの助手だった。南北戦争におけるアンティータムの戦いは「アメリカ史上、最も多くの血が流された日」であったが、ブレイディはその2万2717人に及ぶ死傷者の一部を写した写真を集めて写真展を開いた。ここに掲載したガードナーの写真は、その1枚である。ニューヨークで開かれた写真展『The Dead of Antietam(アンチィータムの死者)』は、大部分のアメリカ人にとっては戦争の現実を直視する最初の機会であり、多大な影響を与えるものであった。『ニューヨーク・タイムズ』誌は、美術館の雰囲気をこう報じている。
「これらの殺戮を写した残虐な写真の周りに立つ、物静かな聖職者の一団は、戦士した兵士たちの目に宿る不思議な魔力によって身動きできなくなっていた」
ブレイディと彼のチームは、これらの殺戮現場に絶えず手を加え、衝撃的な構図を作り出すために死体をあちこちに動かしていたとも言われている。今でこそ戦争写真を律する倫理基準が存在しているが、1862年当時にはまだ確立されておらず、そうした写真の価値は、歴史的正確さだけでなく、詩的な喚起力にもあると考えられていた。

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