じじぃの「四角いフンの謎・漂う長~い生命体(クラゲ)!へんてこ生物アカデミー」

Beautiful Giant Siphonophore Apolemia at Abyssal Deep Sea Canyons Off Ningaloo

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rm8oit09pGs

世界最長の生物、クダクラゲ

ウォンバットのフンはなぜ四角いのか?その謎に迫る(米研究)

2018年11月24日  カラパイア
ウォンバットは四角いキューブ状のフンをすることで知られる唯一の動物だ。
ジョージア工科大学の研究チームは、ウォンバットの遺体を解剖し、なぜそうなるのかを解明した。
答えは、腸の形状と柔軟性、ならびにウォンバットが暮らす比較的乾燥した生息環境との組み合わせにある。この新しい知識はいつの日か、キューブ状製品を生産する技術を拡充したい製造業者にとって有益なものとなることだろう。
http://karapaia.com/archives/52267908.html

世界最長の生物、クダクラゲ

2020/04/23 note
最近、観測史上最長のクダクラゲがオーストラリアのニンガルー・リーフの深海で発見されました。
海中に漂うヒモのようですが、大型クダクラゲの一種、アポレミアというクラゲなんです。
全長は推定120mと考えられ、シロナガスクジラを超えるかもしれないと言われています。
https://note.com/geltech/n/n5d260ecffea9

へんてこ生物アカデミー

2020年11月3日 NHK
【司会】林修中川安奈 【ゲスト】陣内智則中川翔子、ハライチ(岩井勇気澤部佑) 【語り】杉本るみ
「なんじゃこりゃー!」と目を疑う“へんてこ”な生き物が続々登場。
“悪魔”のような深海魚のせつない恋? ウォンバットが四角いウンコをする謎が解明! そして、かわいいネズミがガラガラヘビにドロップキック!? 超へんてこな生き物にスタジオ大興奮。さらにハライチの爆笑フリップ芸! 林修先生の心にしみる名言で明日を生きる元気をもらっちゃおう。
●発見!不思議なウンコ
見つけたのは四角いウンコ。これはウォンバットのウンコ。
研究チームのスコットさん、ヤンさんに話を聞いた。四角いウンコはどうなっているのか長年不思議だったというが肛門の直前の部分で固い筋肉がウンコを上下に押しつぶし次第に四角い柱のようになり、水分が腸によって吸収され立方体が出来たがっていた。
●一反木綿の怨念?! 漂う長~い生命体
2020年4月オーストラリアにそれは突然姿を現した。水深600メートルに漂う巨大なうずまきは推定120メートル。
実はクダクラゲの仲間で立派な生き物。獲物を捕らえる、泳ぐ消化をするなど大集合して巨大なクラゲ国家を創り上げている。アメリノーチラス号は最新鋭のカメラで脅威な深海生物の姿を捉えている。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-11-03&ch=21&eid=31895&f=4357

『またまた へんないきもの

早川いくを/著、寺西晃/イラスト バジリコ 2005年発行

クダクラゲ より

地球で一番長大な生物はクジラでもヘビでもない。クラゲである。
クラゲは成長の過程で無性生殖、つまり分裂して増える期間がある。分裂したクラゲの個体は母体とおさらばするのが普通だが、クダクラゲの場合、それぞれの個体は融合してしまう。そして分裂と融合を繰り返し、電車ごっこのように際限なくつながってゆくとついには体長40メートルもの巨大クラゲに成長する。さらにクラゲたちは、遊泳、消化、浮力調整、生殖など各々が機能別に変身を遂げ、それぞれの器官としての役割を果たす。つまり集団でありながら1匹の生物として振る舞う群体生物と化すのだ。
消化器やら浮き袋として過ごす人生というのも想像がつかぬが、機能が部門ごとに分かれ、各々が協力し全体のために働くという構造は、これすなわち会社である。だが、業務命令で不満な部署に配置された各個体はそのうちクダ巻き始めたりはしないのだろうか。
生殖っていいな。俺っちなんか必死こいて遊泳よ。ほらボクって消化とか苦手な人じゃないですカー。浮き沈みはもう勘弁してよ…。
しかし不平をこぼしてつつも居続けてしまうのが会社である。クダクラゲの棲むこの深海の層には、およそ1000万種ともいわれる生物の多様性があるともいわれ、クラゲの動物相だけでも未知のものが多数いるという。
    ・
だが苦労して長くなっても魚などに齧(かじ)られれば簡単にバラバラになる。クラゲだけに経営の浮き沈みは激しいのだ。