じじぃの「ベニクラゲ・永遠に生きることができる生物がいる?理系の疑問」

これが不老不死のベニクラゲ Turritopsis nutricula of immortality

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=IJXHiLuKw0s

ベニクラゲの若返り

ベニクラゲの若返りのしくみを明らかにするために

2016/8/19 かずさDNA研究所
ベニクラゲ類Turritopsis spp.は、世界中の暖かい海に生息する、体長が数ミリの小さなクラゲです。
ベニクラゲ類は多細胞動物では唯一、若返りが繰り返し可能な動物で、成熟した個体からもポリプと呼ばれる若い成長段階の途中の状態に戻ることができます(図:緑矢印)。京都大学の久保田信博士は、人為的に刺激を与えることでチチュウカイベニクラゲの同一個体の連続した14回もの若返りに成功しています。
https://www.kazusa.or.jp/news/re_info-2016-0819/

ベニクラゲ

ウィキペディアWikipedia) より
ベニクラゲ類(Turritopsis spp.)はヒドロ虫綱に属する、いわゆるクラゲの一グループである。
日本には少なくとも未記載種を含め3種が生息すると考えられている。雌雄が性的に成熟した(有性生殖が可能な)個体がポリプ期へ退行可能という特徴的な生活環を持つことで知られる。世界中の温帯から熱帯にかけての海域に分布する。
クラゲが再びポリプに戻ることが発見され、「不老不死」のクラゲとして知られるようになった。

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『理系の素朴な大疑問』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

永遠に生きることができる生物がいる? より

どんな生物も、いつかはかならず寿命を迎えて死に至る――。それが当然と思い込んでいる人は多いだろう。
ところが、この世界には永遠に生き続けることが可能な驚異の生物がいる。
それはベニクラゲだ。
ベニクラゲは高さ4ミリ、直径3.5ミリほどの小さなクラゲ。世界の温帯・熱帯に広く分布しており、日本でも北海道から九州までの沿岸に生息している。
ふつうのクラゲは、ポリプという植物のような形で生まれて水中を浮遊する形に成長し、死ぬと水に溶けていく。
これに対し、ベニクラゲは、死ぬ直前に団子状になって新たなポリプを伸ばして、若い個体に生まれ変わる特性をもっている。
つまり、ベニクラゲは若返りを繰り返すことで新たな命を得る、不老不死のクラゲなのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
クラゲには脳がないのだそうだ。
また、クラゲは植物のようだったり動物のようだったり何とも不思議な生き物なんだとか。
そのクラゲの仲間の「ベニクラゲ」は「不老不死」と言われれいる。
不老不死に一番関係あると言われるのが「テロメア」だ。
通常の細胞は分裂のたびにテロメアが短くなっていき、テロメアがゼロになると細胞分裂はストップする。
ベニクラゲの染色体にもこのテロメアは存在する。それなのにベニクラゲの細胞が無制限に分裂できるのはなぜか?
最近の研究で、ベニクラゲのミトコンドリア遺伝子がちょっと変わっていることが分かった。
今後100年経ったら、人間はどこまで長生きしているのでしょうか。