じじぃの「5億年生き延びてきた生物・ボーっとしてても生きられるクラゲの秘密!又吉直樹のヘウレーカ」

クラゲ

クラゲの脳ってどこにある?

2018年2月23日
クラゲは身体の構造上、脳はありません。ただし『散在神経』という神経はあります。
散在神経というのは、勝手に反応して動く神経のことで、人間の場合は触れて考えて行動したり反応したりすると思いますが、クラゲの場合は反射的に動いています。
https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=17274

又吉直樹のヘウレーカ!「ボーっとしてても生きられる?」

2019年4月3日 NHK Eテレ
【出演】又吉直樹 【解説】三宅裕志(北里大学海洋生命科学部准教授)
何も考えていなさそうに見えるクラゲ。
自力で泳ぐことはできず、海では流れに身をまかすだけ。体の95パーセントは水でできていて脳はない。それなのに地球上では人類の大先輩。恐竜登場のはるか昔、5億年ほど前から今の姿のまま生き残ってきたという。春はクラゲの産卵期。実はここにクラゲの生き残り戦略がある。思わず又吉が好きになったとつぶやいた、クラゲの魅力って?
それでも地球上では、恐竜よりも昔の5億年くらい前から今の姿のまま生き残ってきたのです。
又吉、「クラゲは数も多いし、どんな環境でも生きていける」
三宅、「5億年の昔から『ボーっ』として生きてきた秘密はポリプにあります。このポリプの模型ですけど、自分の体をどんどん分裂させて自分が自分をつくっていく。この時はオスメスに関係なくて無性生殖です。すごくたくさんのポリプができます。私の実験ではこの1つのポリプから1ヵ月で70個体に増殖しました」
クラゲのポリプには性が無い。赤ちゃんを産む前に無性生殖で自分のクローンをつくる。1ヵ月で70個体のクローンができる。そして、そのつくり方にも奇妙きてれつな性質がある。
三宅、「どのようにして分裂していくと思いますか」
又吉、「分かれるとき、このように2つに分かれていく」
三宅、「二分裂という方法と、もう1つはポリプが成長するとイボができる。イボが成長してポリプになる」
三宅、「極度の環境を与えると能力を出してくる。その様子を見て生き物というのはすごいなと思う」
地球の生き物は隕石の衝突や氷河期の到来など、激しい環境変化にさらされてきた。その中でクラゲは種を残すためポリプとなり、膨大な数を残してきた。
ポリプは桟橋など人工物、そこに付着する貝などを好んで棲みつく。無性生殖によって一気にクローンを増やす。
その後、クラゲの赤ちゃんになるとオスとメスができる。クラゲが有性生殖になることにも戦略があるのだ。
三宅、「ポリプの段階では環境変化に弱い。ところがクラゲになってオスとメスができると遺伝子にいろいろな変化が起こる。その中で環境変化が起きても生き残るのが出てくる」
オスとメスが有性生殖することで多様な遺伝子を組み合わせるクラゲの時代。無性生殖で分裂することで大量のクローンを増やすポリプの時代。こんな生存戦略こそクラゲが5億年生き延びてきた秘訣なのです。
又吉、「(クラゲは)優秀な生き物だと思う」
https://www4.nhk.or.jp/heureka/3/
どうでもいい、じじぃの日記。
クラゲには脳がないのだそうだ。
また、クラゲは植物のようだったり動物のようだったり何とも不思議な生き物なんだとか。
「(クラゲは)優秀な生き物だと思う」
確かに5億年、生きてきたことは生物学上優秀なんでしょうね。