じじぃの「謎だらけのオオツクシクラゲ・小笠原の海・超激レア生物!ダーウィンが来た」

Up-Close With a Siphonophore, a Colonial Organism | Nautilus Live 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=OeflgYWxyVI
オオツクシクラゲ
(stat.ameba.jp HPより)

ヤジリカンテンカメガイ
(yakuumi.exblog.jp HPより)

ダーウィンが来た! 第565回「小笠原に大集合!超激レア生物」 2018年9月9日 NHK
世界で初めてダイオウイカが撮影された小笠原の海は、超激レア生物が続々と見つかる世界でも稀なスゴイ海だった!長期密着を開始したダーウィン取材班。すると研究者も驚くへんてこ生物に続々と遭遇!
最初に発見したのは、浅い海を漂う奇妙な生きもの達。ゾウそっくりなハダカゾウクラゲ、まるで竜が空を飛ぶ様に泳ぐオオツクシクラゲ、映画「エイリアン」のモデルとなった超コワモテ生物タルマワシなどなど、普段は大海原で漂流生活しているため、滅多にお目にかかれない生きものたちのオンパレードだ。
●海の竜
ついに伝説の生きものを発見。
まるで竜が空を飛んでいるかのようなこの生きもの。
名前はオオツクシクラゲ。全長は2メートルを超えます。
巨大な生きものに見えますが、実は個虫(こちゅう)と呼ばれる小さな個体がたくさん連なったものなんです。
ほら、細い糸のようなものを伸ばしています。これは触手。こうして一斉に伸ばし小さなプランクトンなどの獲物を捕らえるんです。
●矢じり
続いて見つけた変な生きものは「矢じり」、「寒天」、「亀」、「貝」。
こちらがその生きもの。
大きさは5センチほど。透明でプリプリとまるで寒天のような体をしています。
その名もヤジリカンテンカメガイの仲間。流氷の使いクリオネに近い生きものなのですが、まだ日本でわずか数例しか知られていない激レアな生きものなのです。
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p565
『強さの秘密がズバリわかる本』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 1995年出版
深海魚が水圧に押しつぶされないのはナゼ? より
水深200メートル以上にすむ魚を深海魚とよぶ。光の差し込まない海底は、摂氏0度に近い暗黒の世界であるうえに、植物も存在しない。そんな殺風景ななかで、チョウチンアンコウペリカンウナギら不可思議なかたちをした深海魚たちが、海の表層に生きるものたちの排泄物や死骸を食べて、のっそり生きている。
それにしても、水深200メートルどころか、3000メートル、4000メートルといった深海で生きる魚たち、10メートルごとに1気圧増すといわれる水圧に、なぜ耐えられるのだろうか。深海魚の側からいわせれば、「水のない、光のまぶしい陸上で、よく生きてられるね」ということになるのだろうか。
深海魚が水圧に強いのは、彼らの皮膚に秘密がある。彼らは皮膚のなかに無数の小さな穴を持っていて、水中でも内外の液体を行き来させ、圧力のバランスをとるようになっているのだ。
ところが、人間様が勝手に、海底で静かに暮らす彼らを引きあげようとすると、垂直移動の習慣がない彼らは、浮袋内の気圧調節がうまくできずに破裂してしまうことがある。そんなことがないよう、水圧のバランスをとれる余裕を与えて、ゆっくり引きあげてやろう。いずれにせよ、彼らにとっては不幸なことだけど。