じじぃの「なぜ光る・深海生物ムネエソ・視界から消える魚!極限世界のいきものたち」

未知の深海生物 ムネエソ 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=F4UrLjyxDDI
deep-sea hatchetfishes

光るミミズ

『極限世界のいきものたち』 横山雅司/著 彩図社 2013年発行
ムネエソ 〜全身光学迷彩、視界から消える魚〜 (一部抜粋しています)
暗闇と高い水圧、そして低い水温の深海が生物にとって過酷な環境であることは言うまでもない。だが、海底から離れた中層域はさらに別の意味での過酷さも加えられる。
なにしろ見渡す限り、全方位すべて海水しかないのである。小魚が肉食魚に見つかった場合には身を守る手段がなく、確実に食われてしまう。これを防ぐには見つからないように身を隠すしかないが、海水だけしかない世界で身を隠すなど普通は不可能である。
これを可能にしたのが、小型の深海魚ムネエソである。
ムネエソは5センチほどの小さな魚で、メッキを塗ったような平べったい銀色の体をしており、英語ではディープシー・ハチェット・フイッシュ(深海の斧魚)と呼ばれている。外見も非常に特徴的だが、この魚の最大の特徴は腹部に並んだ発光器である。ムネエソはこの発光器を使って海中で消えることができるのだ。
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ムネエソの発光器からは淡い青白い光が出る。この光は海面から届くわずかな太陽の光と非常に似ているため、敵が見上げた場合、海面から届く光にまぎれて見えなくなってしまうのだ。メッキのような側面は中尉の色を映して同化する機能があり、黒色の背中も上から見た時に海底の色にまぎれるようになっている。
このように、ムネエソはその全身い一種の光学迷彩を施すことで生き延びているのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
横山雅司著 『極限世界のいきものたち』という本に、「視界から消える魚 ムネエソ」が載っていた。
テレビで光る深海魚を観たりするたびに、なんのために発色するのか不思議に思っていた。
外敵から身を守るために、周囲の色に同化するためと書かれているが、中にはかえって目立ってしまうようなのがいる。
ネットで「光る動物」をキーに検索してみた。
「ホタルミミズ」という光るミミズがいる。
干乾びたミミズは見たことがあるが、なぜ、ミミズが光らなければならないのか。