じじぃの「真夜中の北朝鮮軍事パレード・新型ミサイル性能分析!プライムニュース」

異例の未明に・・・北朝鮮軍事パレードで新型ミサイルか(2020年10月10日)

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北朝鮮 未明のパレード

プライムニュース 「異例ずくめ北パレード 新型ミサイル性能分析 金正恩氏涙の謝罪理由」

2020年10月13日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】佐藤正久参議院議員 自由民主党外交部会長)、武貞秀士拓殖大学大学院客員教授)、平井久志(ジャーナリスト 共同通信社客員論説委員元ソウル支局)、李相哲(龍谷大学社会学部教授)
北朝鮮朝鮮労働党創建75周年の記念日にあたる10日、軍事パレードを実施した。極めて異例の未明に行われたパレードの終盤、暗闇に浮かび上がったのは新型とみられるICBM大陸間弾道ミサイル。また、新型の潜水艦発射弾道ミサイルとみられる兵器も公開された。
「自衛手段としての戦争抑止力を引き続き強化していく」と演説した金正恩委員長だが、“新兵器”の性能と公開に踏み切った狙いをめぐっては、様々な推測が行われている。
北朝鮮は今、長引く国際社会による制裁、新型コロナウイルスの影響、台風による水害という “三重苦”に直面している。一方、米朝協議は行き詰まりを見せ、韓国との関係も厳しいままだ。こうした状況下での異例の夜間軍事パレード実施と“新兵器”公開について、どう読み解くべきなのだろうか。

北朝鮮の今&金正恩の思惑は

軍事に関する金正恩党委員長の主な発言について。
武貞秀士、「核抑止力をとは言わなかった。戦争抑止力という言葉を使うようになっている。より概念が広い。これはワンランク上がっている」
平井久志、「2017年までのミサイル開発は液体燃料系で米国を攻撃することを前提にやっていた。2019年2020年は韓国、在韓米国軍を狙い固体燃料系にして迎撃がしにくい。考えて兵器開発をしている」
李相哲、「我々を攻撃しようとすれば制圧するという脅し。パレードで驚いたのは、5年前と比べると通常兵器が近代化している。国連制裁は今まで民生経済に目が行きがちだった。専門家の分析では戦車は最新式の戦車だという。通常兵力でも北朝鮮は自信をつけている気がする」

“新兵器”の脅威度分析

北朝鮮の軍事パレードでは新型とみられるICBM大陸間弾道ミサイル)が披露された。
これまでに公開されたものは車輪が片側9個だったが、今回は11個に増えてミサイルの長さも伸びていると言われている。
きょう午後に自民党で外交部会が開かれて軍事パレードについての議論が行われた。
佐藤正久、「ハリボテか本物かという質問も出た。ある議員はタイヤがへこんでいないと言う。重かったらもっとへこむのではないかと。ただ、タイヤが高性能タイヤなので本物であってもへこまないらしい。液体燃料なのでパレードの時に液体燃料を入れることはない。北朝鮮の今の技術から言って、弾頭の中に多弾頭化の技術はできているかという議論ではかなり難しいということだった。大気圏外から大気圏内に再突入する技術はできているのかという議論、その下のプラットフォームが片側11輪なのは世界でこれしかない。寄せ集めとはいえ北朝鮮が作れる技術があることについては多くの議員が侮ってはいけないと言っていた。SLBM(水中発射型ミサイル)もハリボテなのかもしれない。SLBMに場合はむしろ潜水艦のレベルの方が重要になる。潜水艦のスクリュー音はそれぞれに特徴があり北朝鮮ではまだスクリュー音を低く抑えることができていない」

【提言】 「日本は北朝鮮にどう向き合うべきか」

李相哲 「圧力強化 交渉に応じさせる」
 北朝鮮は力以外は通用しない国だ。金正恩が突然善人になることはない。圧力と同時に対話を模索する。
平井久志 「水面下の対話」
 菅さんも安倍さんと同じように、北朝鮮とは無条件で対話を行なうと言っている。それには水面下での対話が必要。
武貞秀士 「日朝首脳会談を追求する」
 日本と北朝鮮は問題が山積みだ。山積みだからこそ日朝が条件なしに向き合う。
佐藤正久 「最大圧力への回帰 新型イージス艦・トマホーク」
 北朝鮮は経済がうまくいっていない。今がチャンスだ。もうひとつは新しいミサイルにどう対応して国を守るか。新型イージス艦・トマホークでないと抑止がきかない。
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