じじぃの「トランプ大統領を崇める陰謀論者たち・Qアノン!池上彰のニュース検定」

Trump, QAnon and The Return of Magic

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Ca2DSsuE7jI

トランプ大統領を救世主と崇める陰謀論者たち (Qアノン)

池上彰のニュース検定

2020年10月9日 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
きょうのキーワード 「トランプ大統領を救世主と崇める陰謀論者の集団」。

問題 「トランプ氏を強烈に支持する陰謀論者は?」

・Pアノン
・Qアノン
・Rアノン
正解 Qアノン

池上彰さん解説】

 アメリカでは最近、陰謀論でトランプ政権を擁護する「Q」とその支持者「QAnon(Qアノン)」に注目が集まっています。ここ数ヵ月というもの、トランプの遊説では陰謀論を支持する人々がQAnonと書いたプラカードを掲げたりQAnonのロゴ入りTシャツを着ている姿がよく見られます。支持者はそれを信じ続けて勢力を伸ばしています。オバマ大統領やジョージソロスなど政治や財界の人、ハリウッドセレブが人身売買に加担しているなどの信憑性のないことなどを書き込む。トランプ大統領はディープステートと日々闘っているとしてあがめられています。異端の大統領から、異端の支持層が生まれたのです。

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報道1930

2020年10月8日 BS-TBS
【キャスター】高畑百合子、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔 【ゲスト】久保文明東京大学大学院教授)、中林美恵子早稲田大学教授)、海野素央明治大学教授)
退院強行・トランプ氏 「激突!!副大統領VS女性議員」。“大統領選“ 劣勢に焦り? 即退院・即マスク外し検査拒否で政権内に感染拡大か。カギ握るTV討論会の勝敗は?

米大統領選 「激突!副大統領VS女性議員」

●「史上最重要」な討論会 米国副大統領候補・ペンスVSハリス
11月3日の大統領選挙に向け、現地メディアが過去最も重要だと指摘する副大統領候補の討論会が開催された。
共和党・ペンス副大統領と民主党・ハリス候補との対決の中で、最大のテーマとなったのは新型コロナウイルス
トランプ政権の新型コロナウイルスの対応をめぐり、ハリス候補は「国民は十分な情報を得ていない。政権は無能だ」などと批判。
これに対しペンス副大統領は「人々の命がかかっているのに政治問題化するのはやめるべきだ」などと防戦した。
新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領は退院後初めて大統領執務室に入り、健在ぶりをアピールするビデオメッセージをツイッターに投稿した。
ホワイトハウス関係者の相次ぐ感染が判明する中での執務室入りは、更なる感染拡大を招きかねないと批判の声も出ています。
●トランプの選挙参謀も感染
ビルステピエン選挙対策本部長(42)は勝利の可能性を追求する「冷徹な戦略家」。戸別訪問など「地上戦が得意」。学生時代19歳で政治活動に参加、米国大統領選ブッシュ陣営、マケイン陣営で功績。今年7月トランプ陣営選対本部長に就任。
ビルステピエン選挙対策本部長が新型コロナに感染。
海野素央、「ステピエンはイヴァンカの夫・クシュナーが2016年前回の選挙で戸別訪問を強化するために雇った。この方の担当というのは激戦州の地上戦、マクダニエル共和党全国委員長も感染し両輪が回らなくなった。来週まだトランプが陰性か発表していないが討論会がある。コンウェー大統領顧問とクリスティニュージャージー州前知事というのは、トランプ大統領の討論会のアドバイザーで、感染した」
●大統領選 無党派層の支持は?
無党派層支持率。
9月30日の支持率 トランプ大統領25%、バイデン前副大統領50%。
10月2日(トランプ感染公表)の支持率 トランプ大統領19%、バイデン前副大統領55%。

今後のスケジュール。

10月8日(今日)、 副大統領候補討論会。
10月12日、最高裁判事公聴会(上院)。
10月15日、第2回討論会。
10月22日、第3回討論会。
11月3日、 投票日。
2021年1月20日、大統領就任式。
中林美恵子、「トランプ大統領の戦略は無党派層の人がトランプも良くないがバイデンもいま一つだなと思って投票に行かない、行かない戦略は目先の問題では大事」
●米国大統領選 今後の焦点は

松原耕二、「トランプさんが勝つためには今後どんなことが考えられるのか」

海野素央、「トランプ大統領にとってベストなオクトーバー・サプライズは、バイデンが感染すること。次はテレビ討論会。どうしてもテレビ討論会をやりたい。クリスティー前知事やコンウェー元上級顧問のアドバイスのようにとにかくバイデンに話させて詰まらせる、混乱させる、焦らせる場面を作る。3番目は自作自演の陰謀。プラウドボーイズ(トランプ大統領を熱狂的に支持する過激派の極右団)を使う」
9月29日の米大統領選の第1回テレビ討論会でトランプ大統領は、白人至上主義者を糾弾するかとの質問に直接答えることなく、代わりに左翼の活動家を批判した。
プラウドボーイズ、身を引いて待機しておけ」とだけ述べ、すぐに「(極左運動の)アンティーファについて対処が必要だ」と続けた。
https://www.youtube.com/watch?v=e7fr_b9KQyg&feature=emb_logo