『夕刊フジ』
2020年10月2日発行
韓国民「赤化暴走」に危機感 “文大統領降ろし”決起で怒りの大規模デモ！ より
韓国の文在寅（ムン・ジェイン）政権への怒りや不満を示すため、保守系団体は建国記念日にあたる「開天節」の3日、ソウル中心部で大規模デモを計画している。
秋美愛（チュ・ミエ）法相をめぐるスキャンダルに加え、北朝鮮軍による韓国公務員銃殺・焼却事件への対応などを受け、文政権の「国民の生命軽視」姿勢に激怒し、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮に接近する「赤化暴走」への危機感を強めているのだ。日本の菅義偉政権も、いわゆる「元徴用工」の異常訴訟をめぐり、一切妥協をしない方針を明確にした。文大統領は国民の憤怒の声などを受けて、窮地に立たされるのか。
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最近、韓国国民を激怒させるニュースが続いている。
冒頭の秋法相には与党代表時代の2017年、兵役中の息子の休暇に絡み、軍当局に不当な働きかけをして、休暇を延長させた疑惑が直撃した。だが、韓国検察は先月末、秋法相や息子らを不起訴処分にした。
加えて、韓国・漁業監視船の乗組員（男性公務員）が21日に行方不明となり、22日午後9時40分ごろ、北朝鮮軍に銃殺、遺体を焼却される残忍な事件が発生した。文政権は、韓国軍の通信傍受によって、ほぼリアルタイムで事件を把握しながら、北朝鮮に救出要請をしなかった。
「従北」とされる文大統領への報告は23日午前8時半で、射殺から10時間以上が過ぎていた。この間、国連総会では、文氏が朝鮮戦争の「終戦宣言」の実現を目指して南北融和を呼びかける、一般討論演説のビデオ映像が流されていた。
朝鮮日報は9月30日、この銃殺・焼却事件が解決されないなか、与党「共に民主党」が、北朝鮮への個別観光（個人観光）を推進する決議案などを上程したことを受け、ネット上で「国が狂っていく」「正常な民主主義国家ではあり得ない」などと、政府を批判する声が噴出していることを伝えた。
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注目の大規模デモはどうなりそうか。
韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「文政権はコロナ禍を理由に大規模デモを押さえ込もうとしているが、ネットを中心に批判世論は高まるばかりだ。朴槿恵（パク・クネ）前大統領を『ろうそくデモ』で弾劾に追い込んだだけに、文氏もデモの怖さは分かっている。開天節の3日は、デモの参加者を次々と逮捕、連行する可能性もあるが、保守派は屈しない。反政権の熱が冷めることはないだろう」と語っている。
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報道1930
2020年10月2日 BS-TBS
【キャスター】出水麻衣、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔 【ゲスト】新藤義孝（自民党・政調会長代理）、平井久志（共同通信社客員論説委員）、陳昌洙（世宗研究所首席研究委員、中継出演）
「同盟破棄」を示唆？ 朝鮮戦争「終戦宣言」の意図は？ 文在寅大統領の国連発言で波紋。“射殺事件”を巡って南北に深刻な影響も。北朝鮮「核保有は必要／拉致は解決」“菅外交”はどう向き合う？ 2ヵ月ぶり与正の姿が…アメリカ大統領選にも影響？
韓国・文在寅大統領は国連総会で演説を行なった。
「朝鮮半島（1950～53年）勃発から今年で70年を迎えたことから悲劇的な状況を終わらせる時が来た。終戦宣言こそ朝鮮半島において非核化と共に恒久的平和体制の道を開く扉となる」
9月15日、文在寅大統領、国連総会収録。
9月23日、文在寅大統領、国連総会演説。
9月8日、文在寅大統領から金正恩党委員長へ台風見舞いの親書、「命を尊重する強い意志を表する」を発表。
9月12日、金正恩党委員長から文在寅大統領へ親書、「深い同胞愛を感じた。つらい今年が早く過ぎ良い日が訪れるのを待っている」を発表。
平井久志、「文大統領が実績を残したいという焦りの表明のような気がする」
●文大統領“終戦宣言”に対する米国の反応
9月29日、ナウアート国務省報道官は、「ほかの取り組みよりも前に非核化を進めなければいけない、それが私たちの方針だ」と語った。
9月24日、マイケルグリーンは、「韓国の大統領が国連で米国政府の立場とこれほど一致しない演説をするのをほぼ見たことがない、平和を宣布することでそのようにできると考えるのは幻想だ」と語った。
新藤義孝、「22日に銃撃射殺事件、翌23日に国連にビデオをそのまま流した。国連の演説のときに自国民が殺されたにも関わらず何も触れなかった。中国やロシアを含め終戦だということになれば、北朝鮮が非核化をこれ以上進めるというは理由がなくなる。そういう危険をはらんでいるということを国連の演説で自国民が射殺された翌日に平然と流す。それでは激怒するのが当然」
●なぜ射殺？ 何があったのか
9月21日、軍事境界線の近く延坪島付近で、漁業指導船に乗っていた男性が行方不明になり、翌22日に北朝鮮側の海域で北朝鮮兵士と接触し、兵士によって射殺、遺体を燃やされた。
北朝鮮側の発表では、9月22日午後10時ごろ男性射殺。
午後10時30分ごろ、韓国大統領府に男性の情報。
9月23日午前１時、韓国関係長官会議。
午前1時26分、文在寅大統領、国連総会ビデオ演説。
午前8時30分、射殺事件のことを文在寅大統領に報告。
●日中韓首脳会談の実現性は
初の日韓首脳会談はいつか。
11月3日の米大統領選後にG7サミット開催。
年内か、日中韓首脳会談。
日本外務省幹部は、「現金化しないとの韓国政府の確約がなければ、日中韓首脳会談に出席しない」と語った。
韓国関係者は、「当面両首脳の会談は難しいだろう」と語った。
来年か、元徴用工問題“現金化”。
陳昌洙、「徴用工問題については、相手にボールがあるという認識を持っていると、それはお互いに妥協できない、その意味では、ある程度ボールは相手にあるが一緒に話をしなきゃならない」
新藤義孝、「日本政府は元徴用工の請求権問題が1965年の日韓請求権協定によって解決済みとの立場だ。韓国はこの請求権にはすべてが含まれていると言った」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/
じじぃの日記。
9月23日、韓国・文在寅大統領は国連総会で演説を行なった。
「朝鮮半島（1950～53年）勃発から今年で70年を迎えたことから悲劇的な状況を終わらせる時が来た。終戦宣言こそ朝鮮半島において非核化と共に恒久的平和体制の道を開く扉となる」
「韓半島の終戦宣言」というのは、核を持った北朝鮮をそのまま認めるということなのだそうだ。
元駐韓大使の武藤正敏さんの本などを読むと、文在寅さんは左翼国粋主義者らしい。
文在寅さんの最終的な目的は「核武装した統一朝鮮」ではないか、とか。
「二度と日本に負けない」とか「日本は盗人猛々しい」とか一国のトップが言う言葉ではない。
南の文在寅大統領と北の金正恩党委員長が手を組んだら、反日どころではなくなるような気がします。
