じじぃの「韓国・GSOMIAの破棄・軍事クーデターの可能性も?ワイドスクランブル」

韓国GSOMIA破棄のワケ 米は「強い懸念と失望」(19/08/23)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=87-GNfMg6uM

大下容子ワイド!スクランブル

2019年8月23日 テレビ朝日
【司会】小松靖大下容子 【コメンテーター】柳澤秀夫(ジャーナリスト)、デーブスペクター(TVプロデューサー)、中野信子脳科学者) 【解説】辺真一(コリアレポート)
●韓国GSOMIA破棄でクーデターの可能性も?
韓国の文在寅ムン・ジェイン)政権が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことを、自衛隊OBや韓国の退役軍人は衝撃をもって受け止めた。
元韓国国防省分析官・高永喆(コ・ヨンチョル)氏は「文氏は想定外の行動に出た。政権への支持率低下を、反日をあおり、挽回したいとの思惑があるようだ」と分析する。

最悪のシナリオ“軍のクーデター”も。

北朝鮮が短距離弾道ミサイルを頻繁に発射しながら、トランプ米大統領は問題視しない姿勢を維持している。
この背景には、「反日・離米・従北・親中」が著しい韓国の文在寅政権への「断韓通告」が含まれているとの見方がある。
高氏は「韓国軍の不満が爆発したら最悪の場合、クーデターの可能性も」と指摘。
辺真一、「シビリアンコントロールが徹底されているので、暴動などは起きないと思うが、退役軍人などによる集会やデモは起きるかもしれない」
柳澤秀夫、「クーデターは起きてほしくない。これ以上混乱が広がらないことがいい。退役軍人というと朝鮮戦争が起きたときの経験がベースにある。北に対する反発が強いので文在寅政権があまりにも北に近づいたときは集会やデモ以外にクーデターというのもあるかもしれない」
https://www.tv-asahi.co.jp/scramble/

プライムニュース 「トランプ氏に“親書” 文在寅氏には“拒絶” 金正恩委員長の真意は」

2019年8月23日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】金志永(キム・ジヨン、朝鮮新報社編集局長)、前嶋和弘(上智大学教授)、礒﨑敦仁(慶應義塾大学准教授)
約2週間続いた米韓合同軍事演習が20日に終了した。この演習に対し、「昨年6月の米朝共同声明に反する」などと反発する北朝鮮は、7月下旬以降、6回にわたり短距離弾道ミサイルの発射を繰り返した。一方で、金正恩委員長は、この間もアメリカのトランプ大統領に親書を送り、対話再開に向けた意欲を示しており、演習終了を受けて、米朝協議の開催に向けた両国の動きに再び注目が集まっている。
北朝鮮をめぐっては、韓国の文在寅大統領が15日の演説で、朝鮮半島の平和構築、2045年までの「統一」を訴えた。しかし、北朝鮮側は「これ以上、話すことはない」と冷淡な対応を示している。
アメリカ、韓国に対する姿勢やメッセージから読み解ける北朝鮮の真意はいったい何か。さらに29日に開かれる「全国人民会議」で、何らかの対外方針が示されるのか。金正恩委員長の思惑を徹底検証し、米朝、南北、そして日朝関係の未来を展望する。
●“電撃”日韓GSOMIA破棄 日米韓の“絆”にヒビ?
韓国がGSOMIAを破棄。
米国国務省は22日、声明で「文在寅大統領政権に対してGSOMIAを破棄したら同盟国の安全保障上の利益に悪影響を及ぼし、北東アジアの安全保障問題で文在寅政権の大いなる思い違いを知らしめることになると繰り返し伝えてきた。文在寅政権の決定に強い懸念を表明する」と発表。
前嶋和弘、「国務省国防総省は何か話をしないといけない。日本時間の今朝までの段階で何か言わないといけなかった。これまでの米国の立場を言った。今までの外交、安全保障の形は継続しないといけない。言葉はかなり厳しい。北朝鮮が米国や日本を揶揄する時の言葉に似ている。国務省としては今回やってはいけないことを韓国政府がやったということ」
金志永、「朝鮮問題に関してトランプ大統領国務省が一致しないのは見てきた。トランプ大統領金正恩委員長と結んだシンガポール共同声明は米日韓の軍事トライアングルで朝鮮と対抗することを否定している」
【提言】 「北朝鮮の動き、次の注目ポイント」
金志永 「転機」
 金正恩委員長は去年大転換を行なった。この地域の古い秩序は今終わろうとしている。日本はその変化に逆行するのではなくて同調・賛同してほしい。新たな南北善隣友好を進める。そのために日本は過去を清算すべきだ。
前嶋和弘 「予想外に備える」
 トランプは韓国はとんでもないと言うかもしれない。しかしいろいろなことを想定しないといけない。輸出管理の話もGSOMIAの後にもってきたら変っていたかもしれない。
礒崎敦仁 「外交の秋」
 この秋、外交は転機となりうる要因がいくつかある。このまま日朝関係が動かなくてもいいのか。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html

『統一朝鮮が日本に襲いかかる』

豊田有恒/著 祥伝社新書 2019年発行

日本は、どうすればよいのか 転がり落ちていく韓国経済の今後 より

これまで詳述してきたごとく、北朝鮮は、絶対に核を捨てない。そのことを、日本人は、肝に銘じて、対処しなければならない。
非核化という言葉に踊らされてはならない。北が、ほんとうに非核化したかどうか、はっきり検証するためには、北朝鮮全土を保障占領しなければならない。北の独裁体制が、仮に寧辺(ヨンビョン)を公開したとしても、核武装を止めた証拠にはならない。北朝鮮は、あくまで核を隠し持つにちがいない。北朝鮮全土を査察することを、独裁政権が許すはずはないから、あの体制が転覆しないかぎり、非核化は不可能なのである。
北朝鮮が、韓国を併呑する地獄絵図を描いてみた。その場合、日本は対馬海峡をはさんで、あの究極の独裁国家と対峙することになる。このことが、日本の安全保障にとってどれほど重大な脅威になるか、すべての日本人は自覚しなければならない。
このままの事態が続けば、韓国が崩壊することは、まちがいない。文政権の支持率は、最近になって初めて、不支持率を下回った。北朝鮮への傾斜を深める一方で、多くの失政を重ねているからである。
左翼弁護士の出身の文大統領は、経済には明るくない。人気取りと、プロレタリア好みから、最低賃金を理由もなく引き上げてしまった。その結果、企業は人件費を抑制するため、雇い止めを始めてしまった。
また、人件費の高騰で、倒産する中小企業も出ている。大学生の就職率は、超氷河期と言われるほど低下している。文在寅贔屓(ひいき)のマスコミでさえ、時代遅れの労働運動がやりやすくなっただけと、切り捨てる始末である。日本嫌いの韓国マスコミが、アベノミクスが成功したとして、今や日本との対比の上で批判している。事実、韓国国内マーケットに絶望して、日本企業への就職を求める学生が後を絶たない。
また、このところ、現政権に対して民間人を監視しているとして、多くの疑惑が突きつけられている。文大統領は、廬武鉉(ノムヒョン)政権の首席補佐官だった時代、情報機関を、保守政権の牙城で、汚職、不正の元凶だと決めつけ、徹底的に非難し弾劾し、縮小を図った。これら情報機関の代わりとして、透明性を持つ特別監察班なる組織を、廬政権時代に立ち上げたのだが、この組織が、文政権に批判的な人々を監視していたというのである。まるでジョージ・オーウェルの『1984年』の世界のようである。
さらに、日本敵視政策は、人気取りの部分があったにもしろ、国内的にも批判にさらされ、これまで述べてきたように日韓関係を完全に破綻させるに至っている。