じじぃの「追い詰められた習主席・米国政府がヒューストン中国総領事館の閉鎖命令・報道1930」

報道1930 まとめ20/7/23放送

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=U85OwlscB5k&feature=emb_title

US Shocks China: Orders to Shut Its Consulate in Houston


米政府、ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命令

2020年7月23日 BBCニュース
米政府はテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を命令した。米国務省が22日、明らかにした。中国政府は「政治的挑発」として反発している。
マイク・ポンペオ国務長官は22日、中国がアメリカの知的財産を「盗んでいる」ことを受けた決定だと述べた。
https://www.bbc.com/japanese/53509288

報道1930

2020年7月23日 BS-TBS
【キャスター】高畑百合子、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔 【ゲスト】佐藤正久自民党参院議員、前外務副大臣)、興梠一郎(神田外語大学教授)、松本哲哉(国際医療福祉大学教授)
“新型コロナ”と“香港”で追い詰められた習近平政権。101日連続で尖閣周辺に中国船団。沖ノ鳥島を中国船が違法調査。アメリカが中国総領事館の閉鎖を要請。

追い詰められた習主席 対中圧力は新段階に

沖ノ鳥島沖で中国船が調査活動
中国・海洋調査船「大洋号」が7月9日~18日沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域内で無断活動。
日本の同意がない外国の調査としては、10日間というのは過去10年で最長。
佐藤正久、「沖ノ鳥島周辺で海洋調査船がいろいろ調べているということは、潮流とか海底地形を調べればそのデータというのは、中国の潜水艦が運用するときに極めて重要な情報になる。まさに沖ノ鳥島周辺で米国を止めたいと思う中国海軍にとっては非常に重要な情報。九州から沖縄、台湾からフィリピンにいたる第1列島線、伊豆半島から小笠原諸島、グアムからパプアニューギニアにいたる第2列島線。ハワイからサモアを通り、ニュージーランドにいたる第3列島線。尖閣諸島は第1列島線の線上にあり、沖ノ鳥島は第2列島線と第3列島線の間にある。太平洋をハワイから西を中国が統治し、ハワイから東は米国が統治するという太平洋2分割統治が最終的な目標」
●米国政府が中国総領事館の閉鎖命令
米政府はテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を命令した。米国務省が22日、明らかにした。
中国メディアは、「期限は72時間以内」、現地時間24日午後4時までと報じた。
米国国務省報道官は、「“米国は知的財産と情報保護のため”閉鎖を命じた」と語った。
閉鎖命令に先立ち中国総領事館の中庭では21日、何者かがゴミ箱内の紙を燃やす様子が録画されていた。
中国は、報復として武漢の米国総領事館を閉鎖させることを検討。
●米国で広がる“中国共産党性悪論”
FBI・レイ局長は「中国共産党が率いる中国は、我々のアイディアを流用し、政策立案者に影響を与え、世論を巧みに扱い、データを盗み続けている」と発言。
バー司法長官は「長年にわたり、グーグル、マイクロソフト、ヤフー、アップルなどの企業は、中国共産党との協力を惜しまない姿勢を見せてきた」と発言。
トランプ政権は「9000万人を超える中国共産党の党員とその家族の入国を全面禁止する措置を検討している」としてニューヨークタイムズが報道。
興梠一郎、「あれっと思ったのが、“チャイナ( China)”とあまり言わなくなって“CCP(Chinese Communist Party)”と面倒くさいのにポンペオ国務長官などが早口でいう。これはもうはっきり中国というと国民が入る。国民は被害者としてとらえる。中国共産党をターゲットにした」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/

『盗まれる大学:中国スパイと機密漏洩』

ダニエル・ゴールデン/著、花田知恵/訳 原書房 2017年発行

中国人がやってくる より

交換留学やその他の交流を通して国交正常化を目指していたカーター政権だが、中国がアメリカの大学へ送り出すつもりの学生はほんの一握りだろうと予想していた。ところが、2年前の毛沢東の死後に指導者となった鄧小平は、中国の近代化に本気だった。文化大革命時代に学者や知識人の粛清で閉鎖されていた大学を再開し、入学試験を再導入した。

同じ時期、鄧小平は中国の大学がアメリカの大学に負けていることを認め、特に科学や先端技術の分野で遅れていると思った。何千人もの学生を太平洋の向こう側に送り出せば、その差を縮められる――彼らが最新のアメリカの発明を持ち帰ってくれは、なおさらだ。