じじぃの「風をよむ・新型コロナと貧困のパンデミック!世界のニュースを何も知らない」

COVID-19 Pandemic: Why are African-Americans more affected by the virus?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dhP1fdrBjrQ

風をよむ 「貧困のパンデミック

サンデーモーニング

2020年6月7日 TBSテレビ
【司会】関口宏 【サブキャスター】橋谷能理子 【パネリスト】寺島実郎、大宅映子、竹下隆一郎、青木理
黒人暴行死でトランプ包囲網 ▽東京アラート ▽女子ゴルフ開幕へ

【風をよむ】 「貧困のパンデミック

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスアメリカでは、低所得者の多い黒人の死者は10万人に54.6人、白人22.7人と、白人の2.4倍。感染拡大の影響はより深刻だ。
米国では新型コロナの影響により最大7万5000人が自殺やドラッグの過剰摂取などによる絶望死の可能性があるという。英国でも貧困地域に住む人の死亡率が裕福な地域より2倍以上高いといった報告が出されている。南米のブラジルやペルーでも貧困層を中心に感染が止まらない。WFPによれば、中南米カリブ地域で今年中に約1370万人の社会的弱者が深刻な食料不足に陥る可能性があると警鐘を鳴らしている。
https://note.com/tbsnews_sunday/n/n06c6d892daef

『世界のニュースを日本人は何も知らない』

谷本真由美/著 ワニブックスPLUS新書 2019年発行

アメリカ人のほとんどが貧困層という現実 より

アメリカの金融関連情報サイト「GOBankingRates」の2017年の調査結果によると、米国の18歳以上になる成人の半数以上が、1000ドル(約11万円)以下の貯金しかなく、引退するのに十分な資産を持った人はごく少数です。
このような厳しい経済環境に置かれたアメリカの一般市民のなかに、人種や性別、民族などによる偏見や差別を防ぐ政治的正しさという概念、いわゆる「ポリティカル・コレクトネス(略称:ポリコレ)」に対する反発が目立ち始めています。
過激派に刺殺されたイギリスの下院議員ジョー・コックス(Jo Cox)氏を記念して設立された組織「More in Common」が発表した報告書「Hidden Tribes」によれば、80%のアメリカ人はポリコレに疲れ果てており、アメリカをおかしくしていると考えています。若者には74%もの割合でポリコレに不快感をおぼえている人がいるです。
25%のアメリカ人は保守派で、先進的な革新派は8%にすぎず、残りの3分の2はどの政治的信条にも属さない人々です。その人々が、日々の生活や過激な政治的主張による国の分断に疲れ果てているといいます。全体の80%はポリコレに反対です。
これは人種的少数派も同じで、アジア系、ヒスパニック系、アフリカ系でポリコレを行き過ぎと考えている人は80%前後で、白人より抵抗感がある人が多いといいます。
そして人口の大多数を占める年収5万ドル(約550万円)以下の人のうち83%はポリコレに反対ですが、年収10万ドル(約1100万円)以上だと70%に減少。87%以下の高卒以下の学歴の人はポリコレに反対ですが、修士号以上の人は66%というのも興味深い統計です。
つまり、厳しい経済状況下で困窮した生活にあえぐなか、自分の生活改善に直結しない「政治的な正しさ」などを聞かされ、綺麗事でうわべだけをとりつくろう政治に、嫌気がさしている人があふれていることを表しているといえるでしょう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
新型コロナウイルスによる感染症でよく言われるのが、3密とソーシャルディスタンスという言葉。
3密とは、密閉、密集、密接を意味する言葉だ。
アメリカでは、黒人の死者は白人と比べて2.4倍になるらしい。
その理由として挙げられるのが、
黒人の家は狭い。
家の中が狭いから密集、密接での生活になる。
その他に、黒人の地域にはジャンクフード店が多い。
黒人が多く住む地域はスーパーが無く、「フード・デザート(食の砂漠)」と呼ばれているそうだ。
「25%のアメリカ人は保守派で、先進的な革新派は8%にすぎず、残りの3分の2はどの政治的信条にも属さない人々です」
貧困層とどういう関係にあるのか、よくわかりません。 (^^;;