じじぃの「未解決ファイル_314_銀河回転木馬説・恐竜絶滅とダークマター」

Did Dark Matter Kill The Dinosaurs?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qEA78j6ay1M

The galaxy curves up on one side and down

The galaxy is not flat, researchers show in new 3D model of the Milky Way

August 2, 2019 PNU
The galaxy curves “up” on one side and “down” on the other, a bit like a hat with the brim down in front and up in back. What caused this curvature is unknown, but of course there are many competing theories. A close call with another galaxy? Dark matter? They’re working on it.
https://publicnewsupdate.com/the-galaxy-is-not-flat-researchers-show-in-new-3d-model-of-the-milky-way/

『繰り返す天変地異 天体衝突と火山噴火に揺さぶられる地球の歴史』

Michael R. Rampino/著、小坂恵理/訳 化学同人 2019年発行

地殻の大変動とダークマター より

ホットスポット火山の噴火、海洋底拡大に伴う変動、プレートテクトニクス運動、大陸の分裂などの地質事象は、なぜあの場所とタイミングで発生しているのだろう。ランダムな事象なだろうか、それとも時や場所に関して、ある種のパターンに従っているのだろうか。地球に関する完全な理論は、地質活動を空間領域で説明できなければならない。プレートテクトニクスは現在の説明にはふさわしいが(ホットスポットパラダイムに組み込めばよい)、時間と頻度の領域からも取り組むべきだ。実際、近年の複数の発見によって、地質学では新しい理論が誕生間近のような印象を私は受ける。ここでは天文学のコンテキストで、時間や空間の観点から地球の地質活動の解明に取り組む。

1983年末、「銀河回転木馬説」に関する論文を『ネイチャー』誌に提出したあと、リチャード・ストーサーズと私は追跡調査記事の作成に取り組み始めた。

およそ3000万年の周期が地質記録の様々な側面に偏在していることを報告し、『サイエンス』誌に寄稿するつもりだった。この点に注目したのは、プリンストン大学のアル・フィッシャーとマイク・アーサーの論文を読んだことがきっかけだった。1977年に発表されたその論文では、海洋生物の多様性と海洋気候に3200万年の周期が存在している点が示唆されており、ふたりはこれがプレートテクトニクスと関係している可能性を考えた。
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この謎を解く鍵となりそうなアイデアは、天体物理学から提供される目に見えないダークマターかもしれない。地球はおよそ3000万年の宇宙軌道で、銀河中央平面に沿って密集したダークマターの塊を通過している可能性があることを思い出してほしい。1986年には天体物理学者のローレンス・クラウス、ノーベル賞を受賞したハーバード大学のフランク・ウィルチェック、(ふたりとは独立に)ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのキャサリン・フリーズが、ダークマターの粒子は地球に捕獲され、核に蓄積される可能性を指摘した。核の内部でダークマター粒子の密度が一定の値に達すると、相互消滅が引き起こされ(粒子が反粒子になる)、地球内部で莫大な量の熱が発生するという。

訳者あとがき

本書の著者のランピーノがユニークなところは、周期的に発生していると思われた大量絶滅が、やはり周期的に宇宙から飛来してくると思われる彗星や小惑星の衝突によって引き起こされ、その周期性は本人いわく銀河回転木馬説により説明され、しかもそこにはダークマターが関わっているという仮説を立てていることです。
私たちの太陽系は銀河系内を上下運動しながら周回していますが、そのとき周期的に銀河表面にある可視物質やダークマター(宇宙に存在する物質の85パーセントを構成する)と遭遇し、それをきっかけに彗星や小惑星が地球に向かって弾き飛ばされたり、地球の火山活動が活発になったりすることです。(詳しくは本文をお読みください)。ただし、これはあくまでも仮説であって、本人も認めていますが、専門家のあいだでは懐疑的な見方が多いといいます。地道なフィールドワークを通じて、動かぬ証拠が発見されたわけではありません。巻末の参考文献の量からも察せられるように、ランピーノは多方面からデータを集めてきて、それらを解析した結果を持論として紹介しています。そうなると、たとえ解析の方法が正しくても、データそのものが間違っていれば、仮説の正しさは証明されません。大量絶滅と天体衝突の同時性は、根拠が不安定なのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
地球の表面温度において自然の周期変動をともない、繰り返されている気候パターンに約10万年周期(ミランコヴィッチ周期)が知られている。
ランピーノ著『繰り返す天変地異』によれば、およそ3000万年の周期が地質記録の様々な側面に偏在しているのだそうだ。
この説の根拠はおよそ3000万年の周期の地表にイリジウムが見つかっていること。
イリジウムは、地表では非常に少ない金属であるため隕石の衝突を示す証拠であると言及されることが多い。
地球で生き物が大量絶滅した年代と3000万年の周期が重なっているのだそうだ。
6600万年前の恐竜絶滅など過去の地球における大変動は、太陽系が3000万年ごとに「銀河円盤面」を通過することに関連しているかもしれない。
銀河円盤のダークマターが地球に影響を及ぼしているという仮説があるのだ。
信じるか信じないかはあなた次第です!