じじぃの「麻しん(はしか)・藤原道長が行った政治手法は?池上彰のニュース検定」

麻しん(はしか)

第62回 はしか感染の本当の恐ろしさが米科学誌サイエンスの研究で明らかに

2019/12/10 薬剤師のエナジーチャージ 薬読
●歴史を動かした感染症
はしかはウイルス性の感染症であり、39度以上の高熱と、全身の赤い発疹が特徴です。
古くから知られていた感染症で、日本でも平安時代から「赤もがさ」の名で記録されています。たとえば藤原道長の娘・嬉子も、妊娠中に「赤もがさ」に感染して、皇子(後の後冷泉天皇)を出産した2日後、18歳で早逝しました。
https://yakuyomi.jp/manner_technique/etc62/

池上彰のニュース検定

2020年7月7日 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
きょうのキーワード 「藤原道長の挫折」。

問題 「藤原道長が行った政治手法は?」

・独裁政治
摂関政治
・側近政治
正解 摂関政治
池上彰さん解説】
 はしかの日本最古の流行は998年です。藤原道長は長女・彰子を天皇に嫁がせ天皇家の親戚になり、その後、長女の息子を即位させることで天皇に代わり政治を行いました。それが摂政。道長は長男・藤原頼道にも摂政の職を与えました。頼道は天皇が成人したあとも関白となって国政を動かし、摂関政治を行いました。藤原道長は4人の娘を天皇に嫁がせ、3人の孫が天皇に即位。 「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」 は当時の藤原頼道の状況と心境をよく表しています。 「満月のように欠けたることがない」 とした道長の満ち足りた気持ちを表したものです。我が世の春を謳歌していたが、はしかの流行がきっかけで権力が衰えます。末娘・嬉子がはしかで死亡。天皇家と藤原家の関係は薄くなり、道長自身も病気になって権力は失墜したのです。

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『免疫力を強くする』

宮坂昌之/著 ブルーバックス 2019年発行

「免疫力」は強くできるか? より

免疫学者である私がもっとも自信を持って言える科学的な免疫力増強法は、本書で繰り返し取り上げた「ワクチン接種」です。現在、存在する医薬品の中では、もっとも確実に免疫力を上げる方法です。
効き目の悪いワクチンの代表格であるインフルエンザワクチンですら、有効率は30~60%前後に及びます。麻しんのワクチンの有効率は90%をはるかに超え、2回接種のはほとんどの人に免疫がつき、はしかにかからなくなります。2回ほど注射を打つだけで、きわめて感染力が高く高病原性の麻しんの艦船リストからほぼ排除されるのです。もちろん、ワクチン接種にともなう副反応が起きるリスクはありますが、そのリスクはきわめて低い水準で許容できる範囲のものです。
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これらのことから、血管系やリンパ系における細胞の往来をすみやかにしてやれば、その分、免疫系全体の能力が高くなる、ということになるのです。
それでは、血流、リンパ流を良くするようなことは、そのまま免疫力のアップにつながる、と考えていいのでしょうか。答えは、条件つきでイエスです。後でストレスが免疫細胞に悪い影響を与える可能性について触れますが、できればストレスがかからないかたちで、血流、リンパ流を良くするのがいいのです。
たとえば、ウォーキングです。ランニング、ジョギングは人によっては負担が大きすぎて、物理的、心理的ストレスになる可能性がありますが、ウォーキングは、時間、速さを調節すれば、大きなストレスなしにからだ中の血流、リンパ流を上げることができます。これはストレッチングや、ヨガ、マッサージ、さらには乾布摩擦も同様です。