じじぃの「狩猟社会から農耕社会へ・ウイルスの宿主としてコウモリは特別である!ニューズウィーク日本版」

Coronavirus (COVID-19): Why are bat viruses so deadly?

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=y5_g_pjf0eE

新型コロナウイルスはコウモリからネズミに?

ニューズウィーク日本版』2020年2月13日

エボラ、SARS、MERS......コウモリはウイルスを増殖させるインキュベーターだった

<頑強な免疫系を持つコウモリの激しい免疫応答に順応するべく、ウイルスは、より速く増殖するよう進化することがわかった......>
重症急性呼吸器症候群SARS)を引き起こすSARSコロナウイルスSARS-CoV)や中東呼吸器症候群(MERS)の病原体MARSコロナウイルスのほか、エボラウイルス病、マールブルグ病などのウイルス性出血熱を引き起こすウイルスは、いずれもコウモリが自然宿主ではないかと考えられている。
2019年末以降、中国を中心に世界各地で感染が広がっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についても、「感染者5名から検出されたウイルスのゲノム(全遺伝情報)の配列がコウモリのコロナウイルスと96%同じであった」との研究結果が発表されている。そしてこのほど、これらのウイルスがコウモリ由来であるのは偶然でないことを示す研究成果が明らかとなった。
●「ウイルスの宿主としてコウモリは特別である」
研究論文では、このメカニズムの根拠となる実験結果を示している。研究チームは、エボラウイルスとマールブルグウイルスの疑似ウイルスを用い、エジプトルーセットオオコウモリ、クロオオコウモリ、アフリカミドリザルの細胞株への感染力を比較した。

その結果、アフリカミドリザルの細胞株はウイルスに圧倒されて死滅した一方、2種類のコウモリの細胞株では、ウイルスなどの異物の侵入を妨げるインターフェロン応答により、細胞をウイルス感染から防御した。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/sarsmares.php

池上彰のニュース検定

2020年6月15日 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
きょうのキーワード 「1万年前の人類」。

問題 「“感染症拡大”1万年前に何社会になったから?」

・狩猟社会
・農耕社会
・工業社会
正解 農耕社会
池上彰さん解説】
 「人類と感染症の歴史の始まりは1万年ほど前です。人類は狩猟社会から農耕社会へと大きく変わりました。狩猟社会では小集団で移動生活をしていましたが、農耕社会では大集団で定住する村が出来たのです。村では羊やラクダなどの野生動物を家畜にしました。牛は狭い囲いに押し込められ、食肉、生乳、農作業の労働力になりました。耕作地は拡大し、人口は増加しました。だが、馬や牛からは天然痘、羊やヤギからはしかが人に感染したとみられています。次から次にヒトへ感染することでウイルスは増加して行ったのです。長崎大学山本太郎教授は『食べきれない量の農作物を生産できるようになり、余った作物にネズミが集まり、ノミやダニを媒介するネズミも感染症蔓延の要因になった』と言います。全ての感染症を根絶することは不可能です。人類は感染症と共存していくしかないのです」

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どうでもいい、じじぃの日記。

ウイルスの宿主としてコウモリは特別である

一説によれば、人間が感染したウイルスは鳥ウイルスを除くほとんどはコウモリからのものだと言われている。
「人類は狩猟社会から農耕社会へと大きく変わりました。狩猟社会では小集団で移動生活をしていましたが、農耕社会では大集団で定住する村が出来たのです。村では羊やラクダなどの野生動物を家畜にしました」
山奥の洞窟にひそんでいたコウモリが、ネズミやトリへ、そして感染した動物から蚊などを介してウイルスを運んだというものです。
ところで、なぜコウモリはウイルスに強いのだろうか。
新型コロナウイルスのワクチン開発の鍵は、コウモリの免疫システムにあるのだ。
とか。