じじぃの「中国軍事専門家による・尖閣上陸強行シナリオ(2020年)!プライムニュース」

【BSフジプライムニュース】『米リポートの「衝撃」 中国尖閣奪取シナリオ その時「日米同盟」は』 2020年6月4日(木)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_9oLwnNzPBA


中国空母と米軍原潜、対決の場になる南シナ海

2020/05/28 草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN 中国軍事戦略
●艦艇のミサイル垂直発射装置は圧倒
ワシントンの安全保障研究機関「戦略予算評価センター」(CSBA)が「日本の海洋パワーに対する中国の見解」と題する調査報告書を作成した。
同機関上級研究員で中国海洋戦略研究の権威、トシ・ヨシハラ氏が作成の中心となった。
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プライムニュース 「米リポートの衝撃 中国尖閣奪取シナリオその時 日米同盟は」

2020年6月4日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】古森義久産経新聞ワシントン駐在客員特派員)、小原凡司(笹川平和財団上席研究員)
ワシントンのシンクタンク「戦略予算評価センター」が、日本の海上自衛隊と中国の海軍の“力”をミサイルの数などで比較、中国が日本を完全に追い抜き、「自信」を強めているとする報告書を出した。報告書では、「自信」を強めた中国が、軍事力の行使に対するハードルが下がったのではないかと指摘。さらに、中国の専門家が論じている、中国が尖閣諸島を4日以内に占領する「強行シナリオ」も載せられており、新型コロナ禍で揺れる日本に対し、自国の領土を守るためにどう行動するのかを突きつけている。

「日本の海洋パワーに対する中国の見解」の読み方

・過去10年間で中国海軍は、艦艇の数や艦艇搭載ミサイル発射器の数などにおいて日本の海上自衛隊を超えた。
・日中の”海洋パワー”の不均衡は、インド太平洋に悪影響を及ぼし、日米安保を揺るがす可能性がある。
・「自信」を強めた中国は、軍事力行使までのハードルが下がっている。
●中国の尖閣上陸「強行シナリオ」を検証
米国のシンクタンク・CSBA(戦略予算評価センター)が発表したレポートの中には、中国の軍事専門家らが雑誌「現代艦船」に連載した中国の尖閣諸島上陸シナリオが引用されている。

中国の尖閣上陸「強行シナリオ」(中国軍事専門家らによる)

①海保の船が尖閣諸島海域にいる中国海警の艦船を銃撃。これに対し、中国海軍の護衛艦が急行し日本側を攻撃
②日中が尖閣を中心に戦闘態勢に入る。中国海軍空母「遼寧」ら機動部隊が宮古海峡を通過し、日本側が追跡
③日本のE-2C早期警戒機とF-15東シナ海上空を戦闘パトロールに入るが中国のJ-20が撃墜
④中国軍が那覇空港巡航ミサイルで攻撃
⑤米国が日米安保の発動を拒否
⑥日本と中国が宮古海峡の西側で短期間だが致命的な戦争となる
⑦米国軍の偵察機が嘉手納基地へ(中国軍が不干渉と引き換えに嘉手納を救う)
⑧衝突が始まってから4日以内で中国軍が尖閣諸島に上陸
古森義久、「ランド研究所が、もし米国と中国が戦争したらどうなるかという時に一番起こりやすい戦争の端緒は尖閣諸島だと。1つはバッと入っていって既成事実を作ってしまう」
小原凡司、「中国が主張するところによるとJ-20ステルス戦闘機は米国の最新鋭戦闘機F-22に匹敵する」
●中国の尖閣上陸「強行シナリオ」(中国軍事専門家らによる)
海保の船が尖閣諸島海域にいる中国海警の艦船を銃撃。これに対し、中国海軍の護衛艦が急行し日本側を攻撃 → 日中が尖閣を中心に戦闘態勢に入る。中国海軍空母「遼寧」ら機動部隊が宮古海峡を通過し、日本側が追跡 → 日本のE-2C早期警戒機とF-15東シナ海上空を戦闘パトロールに入るが中国のJ-20が撃墜 → 中国軍が那覇空港巡航ミサイルで攻撃 → 米国が日米安保の発動を拒否 → 日本と中国が宮古海峡の西側で短期間だが致命的な戦争となる → 米国軍の偵察機が嘉手納基地へ(中国軍が不干渉と引き換えに嘉手納を救う) → 衝突が始まってから4日以内で中国軍が尖閣諸島に上陸。
古森義久、「このシナリオを作った人の考え方としては、米軍には一切中国軍果を出さず日本だけをやるんだと明言すれば米国は入ってこないだろうと多分にフィクション的な前提。尖閣のためだけに米国が中国との戦争はしないのではないかという希望的観測がある。米国の中でも無人島のためになぜという声もあり、そういうのを見ていて米国が出てこない場合もあると。しかし日本全土が中国に攻撃されても米国が何もしないというのは考えられない」。
●米国軍の偵察機が嘉手納基地へ
古森義久、「米軍が日本に持っている他の横須賀などの基地も一切中国は攻撃しないと米国に伝えるということが書いてある。日本が自分で自分のことを守らなければいけないんだというメッセージに収斂されてくるということは、いかに不都合な真実だとしてもこれを機会に受け止めても良いのではないか」
小原凡司、「このシナリオはあくまで中国にとって都合の良いものだが、実際に中国海軍は海上自衛隊より相当数も隻数もミサイル発射数も多い状態。そういう状態でこういう事が起きたときどうするんだということを突きつけられている。日本に決意を求められている」
【提言】 「日本は中国とどう対峙すべきか」
古森義久 「尖閣の陸上に日本の存在を」
 これは今までの戦術と大きな変更だ。中国が施政権を主張し始めてきて、今日本の尖閣諸島の施政権が危うくなっている。無人島ではあるが何らかの日本の存在を尖閣諸島の陸上に示すべきだ。
小原凡司 「米国・同盟国間の役割分担と共同開発」
 中国の存在感が大きくなっている。それをカバーするのは日本と米国の役割分担と共同開発だ。
https://www.fnn.jp/subcategory/BS%E3%83%95%E3%82%B8LIVE%20%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

中国海軍、海自より大幅優位「尖閣奪取、日本屈服も容易に」 米研究機関報告書

2020.05.31 古森義久
ワシントンの安全保障研究機関「戦略予算評価センター」(CSBA)が「日本の海洋パワーに対する中国の見解」と題する調査報告書を作成した。同機関上級研究員で中国海洋戦略研究の権威、トシ・ヨシハラ氏が作成の中心となった。
報告書は日中の海軍力の比較について「総合的に算定されることは少ないが、中国はこの5年ほどで海軍力を劇的に増強し、日本に対して大幅な優位を獲得した」と総括した。
報告書によると、中国人民解放軍の大規模な海軍増強は2010年ごろに始まり、習近平政権下の過去5年ほどで海軍艦艇の総トン数や性能、火力などが画期的に強化された。特に艦艇装備のミサイル垂直発射装置VLS)の増強は日本を圧倒するようになった。
日本の海上自衛隊はこれまでアジアでの主要な海洋パワーとしての戦闘力や抑止力を保持してきたが、今では中国に確実に後れをとり、その能力逆転はインド太平洋における戦後の重要なパワーシフトだという。
報告書は中国側が自国海軍の増強をどう捉え、日本への戦略をどう変えてきたかを、中国側の研究や資料を基に考察。
その結果、中国側は①尖閣諸島奪取でも東シナ海の覇権獲得でも、日本を屈服させることが容易になったとみて、軍事力行使への抑制が減少した②尖閣占領では日本側を敏速に圧倒し、米軍に介入をさせない具体的なシナリオを作成した③日本との全面戦争も想定し、その場合には中国側の各種ミサイルの威力で日本の防衛を崩壊させる自信を強めている―などと分析した。
報告書は、中国の海軍力増強と対日軍事戦略強化の背後には、尖閣の奪取や東シナ海の覇権確立、米国と一体の日本の安保政策の改変、さらに米軍の東アジアからの駆逐など中長期の戦略目標が存在すると指摘。日本や米国にとって極めて危険な動きであり、中国を抑止するため、日本独自や日米連携による海上防衛強化の具体策も提案した。
https://japan-forward.com/japanese/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E3%80%81%E6%B5%B7%E8%87%AA%E3%82%88%E3%82%8A%E5%A4%A7%E5%B9%85%E5%84%AA%E4%BD%8D%E3%80%80%E7%B1%B3%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8/