じじぃの「テントウムシ(天道虫)はバックできるだろうか?理科系雑学」

テントウムシのシーソー実験

(amanaimages.com HPより)

『頭にやさしい理科系雑学』

竹内均/編 同文新書 1993年発行

鳥はバックできるだろうか? より

【問】 次のうちどれか?
①できる
②できない
③鳥による
【答】 ③鳥による
鳥は、前に向かって飛ぶのが自然な姿。後ろへ行きたければ、方向転換すればいい。だから後ろに飛べる鳥といえば、方向転換では動きが大きすぎて都合の悪い鳥、ということになる。たとえばツバメ。飛びながらひなにえさを与えるから、前後に微妙に動いて位置を調整しなくてはいけない。ただ、ほんの少ししか戻れない。
またハチドリの仲間たちは、ヘリコプターの空中停止のようなことができる。これは生物学で「ホバリング」と呼ばれ、毎秒20回から70回という猛スピードで羽根をひたすら動かし続けて、体を空中に支える。このとき羽根の角度を変え、前後に動くこともできる。虫のように小さい、体重20グラム以下の彼らだからこそできる技。とはいえ、やはり後退できるのは少しだけ。あくまでも、花の蜜を吸いやすい位置を決めるためだけのバック機能だからだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
テントウムシはバックできるだろうか?
テントウムシは、前に向かって飛ぶのが自然な姿。後ろへ行きたければ、方向転換すればいい。だから後ろに飛べるテントウムシといえば、方向転換では動きが大きすぎて都合の悪い虫、ということになる。たとえばオオスカシバ(ガの一種)。飛びながら様々な花を訪れホバリングしながら蜜を吸うから、前後に微妙に動いて位置を調整しなくてはいけないので、ほんの少ししか戻れない。
テントウムシは漢字で「天道虫」と書く。
テントウムシはお天道さまに向かって高みに昇り、飛び立っていく。
日本だけでなく世界各地で縁起のよい虫とされている。
よく洗濯物の服やタオルにくっついている。カメムシと違って手に止まるとその人には幸せが訪れるとされる。
テントウムシのシーソー。ひたすら高い所を目指し、シーソーの上を行ったり、来たり。
なぜか癒されます。