じじぃの「ボールペンの微細バネ・電子天秤の世界シェアトップは日本!ふしぎ雑学」

上皿電子てんびんの構造

第38回「電子てんびんと磁石」の巻

TDK Techno Magazine
ハカリで大切なのは精度です。精度の表し方はさまざまですが、一般的には最小表示÷最大表示の値で示されます。通常の機械式てんびんでは精度は1万分の1程度です。
一方、電子てんびんは100万分の1~1000万分の1もの高い精度を誇ります。永久磁石とコイルからなるつり合わせ機構は、磁気ディスクの位置決めをするVCM(ボイスコイルモータ)の構造とよく似たものです。VCMがコイルに送られた電流によって正確に位置決めするように、電子てんびんは、わずかな重量にも敏感に反応して、バランスを整えるのです。
https://www.jp.tdk.com/techmag/ninja/daa00302.htm

キログラム

ウィキペディアWikipedia
キログラム(英: kilogram, 記号: kg)は、国際単位系 (SI) における質量の基本単位である。国際キログラムともいう。基本単位に接頭辞がついているのはキログラムだけである。
グラム (gram) はキログラムの1000分の1と定義される。またメートル系トン (metric ton) はキログラムの1000倍(1メガグラム)に等しいと定義される。
キログラムの定義は2018年11月16日に次のように改定され、2019年5月20日に発効された。
キログラムはプランク定数の値を正確に 6.626 070 15×10-34 ジュール・秒(Js、これはまた m2 kg s-1 とも表せる)と定めることによって設定される。
国際キログラム原器(IPK)による定義】
国際キログラム原器は直径・高さともに約39mmの円柱形の、プラチナ(白金)90%、イリジウム10%からなる合金製の金属塊である。フランス・パリ郊外セーヴルの国際度量衡局(BIPM)に、2重の気密容器で真空中に保護された状態で保管されている。

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知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~ 「エー・アンド・デイ」

2020年5月2日 テレビ東京
【ナレーター】渡辺真理
電子天びん国内トップシェアのエー・アンド・デイは、研究機関などで使われる高精度な天びんをはじめとした計量機器や、血圧計などの医療機器などを手掛け、計測技術を使った商品は500モデルに及びます。
極小微細なものの重さを計れるマイクロ天びんは、100万分の1グラムまで計測可能です。さらに近年、ロケットエンジンの燃焼試験に使われる計測機器を開発。計る技術の果てなき探究は宇宙まで広がっています。
https://www.tv-osaka.co.jp/onair/detail/oaid=1884205/

『思わず人に話したくなる モノの仕組み』

中村智彦/著 永岡書店 2018年発行

ボールペンの微細バネで世界トップシェアは日本企業だった! より

機械の小型化や微細部品の製造は、日本の得意分野。ボールペンのの先端にある金属球を支える微細バネで国内シェア70%、世界シェア50%を誇るのが長野県諏訪市に本社をおく「ミクロ発條」だ。
同社は1954年にカメラや時計向けのバネ製造から事業を開始。その後テレビやAV機器のリモコンの電池を支えるバネの製造で順調に業績を伸ばしていた。しかし、時代の流れでいずれの分野も電子化が進み、需要が減少していく。
そんなときに、大手筆記具メーカーからの依頼で、インクの漏れにくいペン先を開発するための微細バネ作りに取りかかった。開発は困難を極めたが、外径約1mmの微細バネによって筆圧がかかったときにだけインクが出る仕組みを完成させ、量産化に成功。国内外の筆記具メーカーに納入して、世界トップシェアを実現した。現在はマレーシア、大連、上海などに製造拠点をもち、月間3億個超のバネを生産し続けながら、外径0.07mmの世界最微細バネの量産化に向けた挑戦を続けている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ボールペンの微細バネで世界トップシェアは日本企業だった!
医療や人工衛星小惑星探査機はやぶさ2 などには精密機械部品がたくさん詰め込まれている。
2018年11月16日にフランスで開催された国際度量衡総会にて、約130年間、「1kg」の定義に使われてきた国際キログラム原器(IPK)を廃止し、2019年5月20日からはプランク定数を基準年経計算で求める方法に変更することが決定された。
電子天秤は、質量を測定するはかりの一種であり現在分析化学での質量測定はほとんど電子天秤によって行われている。
実は、電子天秤の世界トップシェアも日本企業が占めています!
電子天秤の主なメーカーは、エー・アンド・デイ(日本)、島津製作所(日本)、メトラー・トレド(スイス)、ザルトリウス(ドイツ)、寺岡精工(日本)、イシダ(日本)、JFEアドバンテック(日本)
です。ウィキペディアWikipedia)より。