新光電子-音叉センサ方式のご紹介 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=F7vKAPLqm2s
天体望遠鏡 SUBARU Merope 80A GM 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=L_OdfLguNok
[新光電子]音叉センサについて
●音叉センサのしくみ
金属音叉は時計や楽器の音の基準になっていることからも、その振動数はきわめて安定しており、正確です。
この振動特性をさらに引き出しやすくするため、二つの音叉を上下に組み合わせたものが、金属音叉振動子です。
音叉振動子は測定機構に取り付けるときの障害を避けるため、てこや支点機構をモノブロック構造にし、はかり機構部に組み込まれています。
電源を入れると、音叉振動子に取り付けられた圧電素子に電圧を加え、あらかじめ音叉振動子を一定の周波数で振動させておきます。
計量皿に荷重Wが加わると、伝達機構を伝わって音叉振動子をひっぱり、周波数が変化します。
その変化は圧電素子によって読みとられ、CPUで処理して、重量信号に変換されます。
http://www.vibra.co.jp/product/about_tf/
すばる天体望遠鏡コーナー
新光電子の電子はかりの音叉式センサ技術が、世界最大の光学赤外線望遠鏡「すばる」の反射鏡の能動支持機構にも採用されています。
国立天文台は2000年、ハワイ島マウナケア山頂に世界最大の光学式赤外線望遠鏡「すばる」を完成させました。400億円の巨額を投じて建設されたこの天体望遠鏡には、当社の音叉式センサが採用されています。
http://www.vibra.co.jp/subaru/
『世界一のモノを生み出す 日本の会社』 成美堂出版編集部/著 成美堂出版 2012年発行
世界でたった1社。音叉式電子天びんを手がけるオンリーワン企業 新光電子 (一部抜粋しています)
ピアノの調律などに用いる音叉。新光電子はその音叉の原理を応用した電子天びんを手がける世界唯一のメーカー。その独自の技術は、他社の追随を許さない強さをもっている。
国立天文台が1999(平成11)年にハワイに建設した世界最大級の光学式天体望遠鏡「すばる」。この建設プロジェクトには日本を代表する大手メーカーが数多く参加したが、そのなかに従業員100名余りの小さな企業が名を連ねていた。計量、計測機器の開発・製造を手がける新光電子だ。反射鏡の歪をなくすための装置に同社の音叉式センサが使用されたのだ。
同社は1983(昭和58)年に世界で初めて音叉式センサを用いた電子天びんを開発。その精度と安定性が高く評価され、「すばる」の中枢を担う部品として採用されたわけだ。
音叉式電子天びんは「ViBRA」のブランド名で、現在、大学や研究施設、製造工場など世界中のさまざまな現場で用いられている。
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電子天びんの頭脳である音叉センサの設計・製造から製品の組み立て、検査に至るほとんどの工程を自社で行っている。「コストだけを考えれば海外生産に切り替える手もあるでしょうが、大事なのは品質です。品質が保証できない限り、国内生産の方針を変えるつもりはありません」と照沼氏。
実際、工場をのぞくと品質へのこだわりがうかがえる。例えば高精度、高分解能の分析用電子天びんの検査は、二重ドアで室温管理を徹底した部屋で行われる。人の出入りで気流が乱れたり、温度変化があると正確な数値を出せなくなるためだ。こうしたひとつ1つの取り組みが、顧客からの信頼につながっている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『世界一のモノを生み出す 日本の会社』という本を見ていたら、「世界でたった1社。音叉式電子天びんを手がけるオンリーワン企業」というのがあった。
「コストだけを考えれば海外生産に切り替える手もあるでしょうが、大事なのは品質です。品質が保証できない限り、国内生産の方針を変えるつもりはありません」
日本がテレビなどで韓国に負けた理由の1つには、テレビがデジタル化して部品を組み合わせれば誰にでも組み立てられる時代になったからだといわれている。
新光電子がオンリーワン企業なのは、職人技であるアナログの技術が残っているからなのだろうか。
すごい会社なのです。