じじぃの「地球の地磁気を検出・スマホで方角を測定する電子コンパス!ニッポンの世界No.1企業」

電子コンパスの調整方法 動画 Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=FJz-0f1zV_8
まさに最強の地図アプリ! 「Googleマップ 5.0」は3Dコンパスモードとオフラインナビゲーションに対応!
http://www.lifehacker.jp/2010/12/101217googlemapfive.html
aサロン(記者ブログ)_科学面にようこそ_電子コンパスに恩賜賞 発明表彰
電子コンパスの自動調整技術の発明
山下昌哉さん、疋田浩一さん(旭化成エレクトロニクス
携帯電話の道案内は今では欠かせないサービスの一つだ。これに必要な電子コンパスを開発した。スマートフォンにこの技術が採用され、世界シェアの8割を占めるまでになった。
https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/YIZSIfOAj7
スマホの小型・薄型化に貢献、旭化成電子コンパスの新製品投入 2012/7/23 東洋経済オンライン
旭化成は7月23日、スマートフォンタブレット端末をはじめとする携帯機器に組み込み、方位磁石と同様の役割を果たす電子部品である「電子コンパス」の新製品(=写真=)を投入したと発表した。従来品よりも小型・薄型化したことに加えて、磁気の測定範囲を広げたことで、スマホをはじめとする携帯機器の小型・薄型化など、携帯機器の設計自由度を増すことにつながるのが特長だ。
電子コンパスはセンサーとLSI(大規模集積回路)を融合した電子部品。地球の地磁気を電気的に検出して、方位角(磁北)を求める機能を持つ。代表的に使われているのはスマホの地図アプリケーションで、進行方向に従って地図を回転させる機能だ。
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/478da952a5697bec616fa92f279eff2a/
『ニッポンの「世界No.1」企業』 日経産業新聞/編 日本経済新聞出版社 2012年発行
マッチの先端より小さいコンパス――旭化成  (一部抜粋しています)
電子コンパス
マッチ棒の先端より小さい旭化成電子コンパススマートフォンで方角を測定する電子部品だ。同社が2003年に世界に先駆けて開発。自社のセンサーを用いた高精度の測定力で、世界シェアの8割を握る。
電子コンパスは地球の地磁気を検出し正確な方角を示す。スマートフォンでは全地球測位システムGPS)と組み合わせて現在地を表示、目的地に案内してくれる機能を担う。
基幹部品が「ホール素子」と呼ぶ磁気センサーだ。旭化成は1980年代から生産を開始、フロッピーディスク(FD)や産業用モーターの回転制御用に高いシェアを誇ったが、需要が伸び悩むなかで同社は新たな応用分野の開拓を模索した。
「携帯電話のナビゲーション機能に使えないだろうか」。磁気の感度の調整など苦労を重ねた末に電子コンパスを開発した。03年に発売したが注目度は低く、採用されたのは携帯で毎年3〜5機種程度だった。
転機は08年、米グーグルのOS「アンドロイド」搭載のスマートフォンの実質的な標準部品に採用され需要が爆発した。11年の販売戸数は07年実績比で約490倍になる見通しだ。
成長市場に目を付けてヤマハ愛知製鋼なども参入したが、旭化成の強みは方角をより正確に測れる能力と、小型化・薄型化だ。スマートフォンの内部は磁石などを使った部品の時期が飛び交い、地磁気を正確に計りにくい。旭化成は高性能のホール素子に、自社開発した磁気の誤差を自動的に補正するソフトを組み合わせ、総合的な測定力を高めている。
携帯電話の薄型化に対応して小型化でも、”世界最小”の地位を守っている。03年の発売時も「本来ならキャラメル箱ほどの大きさになったはず」の製品を6ミリ角のサイズに凝縮。現行品の大きさは2ミリ角、薄さは0.65ミリだ。
旭化成電子コンパス意外にも世界シェア首位の製品が多い。祖業の繊維から派生した膜技術も強みだ。スマートフォンや電気自動車に搭載するリチウムイオン電池用のセパレーター(絶縁材)。ポリオレフィン系樹脂を使った薄膜で、微細な穴を均等に開ける技術で蓄電容量や安全性を高めている。
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世界一の製品を豊富に抱える旭化成だが、「次世代の有望製品が見えにくい」との指摘もある。4月から医療など3分野で新事業創出プロジェクトを始動、新たな「世界一」の育成を急いでいる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館の中で新刊書コーナーを覗いてみたら、『ニッポンの「世界No.1」企業』という本があった。
本をぱらぱらめくると、「マッチの先端より小さいコンパス――旭化成」という題名で、地球の地磁気を検出し正確な方角を示す小さな電子コンパスのことが書かれていた。
「自社のセンサーを用いた高精度の測定力で、世界シェアの8割を握る」
スマートフォンの便利な機能の1つに地図情報がある。画面上の地図に自分の現在地を表示し、目的地までの道順を案内してくれる。スマホの代表的なこの機能は、内蔵する2ミリ角の電子部品「電子コンパス」が可能にしている。この電子コンパスの8割を供給しているのが旭化成だ。
「転機は08年、米グーグルのOS『アンドロイド』搭載のスマートフォンの実質的な標準部品に採用され需要が爆発した」
グーグルといえば「検索エンジン」と「Googleマップ」だ。
Googleマップ旭化成電子コンパスを基にして、地図情報を表示しているんだろうなあ。
しかし、Googleマップを見て、これが旭化成電子コンパスがあるから表示されているなんて誰も思わんのだ。