じじぃの「液晶パネルの露光装置・超微細回路を形成・ニコン!ニッポンの世界No.1企業」

Nikon Company Profile -精機事業編- 動画 Nikon
http://www.nikon.co.jp/channel/theater/company_profile/precision.htm
スマートフォン 画像
http://img.kakaku.com/images/productimage/fullscale/K0000165577.jpg
液晶露光装置 FXシリーズ
http://www.ave.nikon.co.jp/pec_j/products/fx/
「次世代露光装置」実現のカギ、日本人の手でEUV光源の実現を! 2013.06.14 JBPRESS
半導体の微細加工装置の1つ、露光装置分野では、オランダのASMLが独走態勢を築いている。
1990年代前半には、ニコンキヤノンが合計で80%のシェアを占めていた。ところが、オランダのASMLが、2000年以降に韓国および台湾を中心にシェアを拡大し、2012年には世界シェア約80%を独占するに至った。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37967
中小型液晶パネル、生産効率4割上げ、ニコンが新露光装置 2011年09月20日
ニコンスマートフォンなどに使う中小型液晶パネルの生産向けに、新型の露光装置を開発した。「第6世代」(1500ミリメートル×1800ミリメートル)と呼ばれ、パネルの生産効率を3〜4割高められる最先端のガラス基板に対応できる。大きな基板でも微細な回路を描けるよう性能を高めた。パネルメーカーは大型パネル需要の低迷を受けて中小型を拡大しており、2012年後半から本格化するとみられる第6世代への移行をにらみ、新装置を売り込む。
液晶パネル用の露光装置は、パネルの主要部材であるガラス基板の上にTFTの基となる回路を描く。ニコンは中小型向けの露光装置で約90%の世界シェアを握る。
http://blog.livedoor.jp/whateveryouwant/archives/52876937.html
『ニッポンの「世界No.1」企業』 日経産業新聞/編 日本経済新聞出版社 2012年発行
パネルの精細度を握る超微細回路を形成――ニコン  (一部抜粋しています)
テレビやスマートフォン向けなどの液晶パネルの生産に欠かせないのが露光装置。その主要部材であるガラス基板に回路を形成するのが役割だ。回路が細くなるほど液晶パネルの基盤に敷き詰められる画素は増え、精細度が上がる。スマートフォンタブレット端末用の中小型パネル向けでは微細な回路を形成できる露光装置へのニーズは高く、これに応えたニコンの世界シェアは90%を超える。
露光装置はフォトマスク(回路原版)に特殊な光を透過させ、レンズを通して縮小し、ガラス基板の上に光を転写して回路を形成する仕組み。レンズの素材選びと表面のカーブのつけ方を徹底的に研究、光を微妙に調整しながら超微細な回路を形成していく。
こうした技術で、ニコンの露光装置を使えば最も細い線幅で2マイクロ(マイクロは100万分1)メートルもの微細な回路を転写することが可能。幅2マイクロメートルの回路は業界ではトップレベル。しかも、複数の投影レンズを使って回路を一括露光できる「スキャン方式」と呼ばれる方法を採用しており、生産効率も高い。
中小型パネル向けの露光装置では圧倒的シェアを持つニコン。だが、テレビなど大型パネル向けではキャノンと競合しており、市場シェアを二分している。
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液晶パネル市場は、の中小型市場が堅調に推移する一方、テレビ向けなど大型市場で需要に減速感が出ている。ただ中国のように12年以降も大型も含めパネル工場向けに積極投資を計画している国もあり、引き続き露光装置の需要は堅調に推移するとの見方が強い。
次世代ディスプレーとして注目を集める有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルも基本的な製造方法は液晶パネルと同様。韓国のサムスン電子とも先端装置の共同開発に乗り出しており、さらなる地盤固めに余念がない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
日経産業新聞/編、『ニッポンの「世界No.1」企業』を見ていたら、「パネルの精細度を握る超微細回路を形成――ニコン」というのがあった。
スマートフォンタブレット端末用の中小型パネル向けでは微細な回路を形成できる露光装置へのニーズは高く、これに応えたニコンの世界シェアは90%を超える」
スマートフォンタブレット向けの露光装置ではニコンの製品は世界シェアは90%を超えるのだそうだ。ほとんど、ニコンの製品を使って作られているんだ。
ところが、こんな記事もある。
半導体の微細加工装置の1つ、露光装置分野では、オランダのASMLが独走態勢を築いている」
スマートフォン向けと半導体向けの露光装置では世界シェアががらりと変わっている。