じじぃの「新コロナ以後の世界・2022年実効支配50年は無事に迎えられるか?怖すぎる未来年表」

宮古海峡往復】中国空母「遼寧」とミサイル駆逐艦など6隻、防衛省が警戒監視

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6szhnQozleo

中国空母「遼寧」 沖縄-宮古島間を通過 今月2回目(産経新聞

2020年4月28日 Yahoo!ニュース
防衛省統合幕僚監部は28日夜、中国海軍の空母「遼寧」など6隻が同日午前に沖縄本島宮古島の間の宮古海峡を北上し、太平洋から東シナ海に抜けるのを確認したと発表した。
遼寧宮古海峡を航行したのは今月11日以来5回目。その前は昨年6月で、日本が新型コロナウイルス感染症対応に追われる中、中国軍が東シナ海と太平洋を往来する頻度が増している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000629-san-pol

『怖すぎる未来年表』

未来予測研究倶楽部/編 学研プラス 2018年発行

2022年 実効支配50年は無事に迎えられるか 尖閣問題で中国との緊張が高まる? より

尖閣諸島とは

尖閣諸島東シナ海の南西部にある島々で、以前は日本人の居住者がいたが、1940年以降、無人島になっている。日本の沖縄県石垣島からは170キロ、中国からは330キロ、台湾からは170キロ離れた場所にあり、日本、中国、台湾がそれぞれ領有権を主張している。
1968年にイラククウェートに匹敵する原油天然ガスが埋蔵されているとの調査報告があり、注目されるようになった。金額にすると800兆円に相当するという説もある。そして1971年に中国が公式に領有権を主張しはじめた。有獄の船舶が尖閣諸島付近の日本の領海にしばしば侵入し、問題になっている。

実効支配をめぐって

国際法で明確に定められているわけではないが、実効支配が異議なく50年続くと、その領土は実効支配する国のものとして認められる、とする見解がある。日本は尖閣諸島を固有の領土だとしているが、中国がこの主張を認めないにしても、1972年の沖縄返還以来、尖閣諸島は日本が実効支配しており、その支配は2022年5月に50年を迎えることになる。
中国は日本の実効支配50年を阻止するため、2022年5月に向けて尖閣諸島に対する姿勢をより強硬にするだろうと、日中軍事筋は予測している。またアメリカのランド研究所は、尖閣諸島でいつ衝突が起きてもおかしくないと分析している。
中国はここ数年、豊富な天然資源が眠っているとされる南シナ海に、強引なやり方で進出してきた。尖閣諸島についても、似たような手法をとってくる可能性は否定できない。具体的には、正規軍ではないが、いざというときに戦闘も行いうる実力をもった人員を、漁船などで送り込み、上陸させるのである。
日本は中国を牽制し、尖閣諸島を固有の領土として守れるのだろうか。

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じじぃの日記。
中国が南シナ海への海洋進出を始めたきっかけは、1990年代に米軍がフィリピンにあるスービック海軍基地クラーク空軍基地から相次いで撤退したときからだった。
それから、中国はサラミ戦術といって、敵対する勢力を殲滅または懐柔によって少しずつ滅ぼし、世界における中国の権益を拡大して行った。
今度は、世界が「新型コロナウイルス」騒ぎになっている最中の4月28日に、中国海軍の空母「遼寧」など6隻が沖縄本島宮古島の間の海峡を通り抜けた。中国軍が東シナ海と太平洋を往来したのは今回初めてのことだ。
1972年の沖縄返還以来、尖閣諸島は日本が実効支配しており、その支配は2022年5月に50年を迎える。
このような状態が、これからずっと2年間続くとは思えない。
何か、不気味だ。