じじぃの「宗教対立・イランで迫害されるキリスト教徒!ニューズウィーク」

World Watch List 2019

イランにおけるキリスト教

迫害がひどい50ヵ国発表 北朝鮮18年連続1位、インドが初のワースト10入り

2019年1月18日 クリスチャントゥデイ
キリスト教迫害監視団体「米国オープン・ドアーズ」は16日までに、キリスト教徒に対する迫害がひどい上位50ヵ国をまとめた最新の報告書「ワールド・ウォッチ・リスト2019」(英語)を発表した。それによると、世界で最も迫害がひどい国は北朝鮮で18年連続。また、ヒンズー教過激派による弾圧が激しいインドが初めてワースト10入りし、政府による締め付けが報じられている中国は43位から27位に急上昇した。
https://www.christiantoday.co.jp/articles/26466/20190118/world-watch-list-2019.htm

ニューズウィーク日本版 2020年2月11日号

イランで迫害されるキリスト教徒 【執筆者】飯山 陽(イスラム思想研究家) より

反体制デモの続くイランで、メアリーの名で知られる21歳のキリスト教徒女性が当局に拘束されたと伝えられた。イスラム教からキリスト教に改宗した大学生の彼女は、SNSでの体制批判で知られていた。テヘランで拘束される直前にも、イラン人は体制が読ませたいニュースだけを読まされるという「ソフトな弾圧」に直面している、とツイートしていた。
イランではイスラム教を棄(す)て他の宗教に入信することは禁じられている。メアリーはキリスト教への改宗を理由に投獄された10人のイラン人についてツイートしたところ、昨年12月21日に大学から追放処分を受けた。1月12日に当局による拘束が伝えられた後、彼女の消息は完全に途絶えた。
キリスト教徒の迫害を監視するNGOオープン・ドアーズによると、2018年末からの1年間にイランで宗教を理由に拘束されたキリスト教徒は169人。同NGOが1月に発表した世界のキリスト教徒の迫害状況を報告する「ワールド・ウォッチ・リスト」で、イランは世界で9番目に迫害が苛烈な国とされた。上位10ヵ国にはアフガニスタンソマリアリビアパキスタン、イエメンなどイスラム諸国が並ぶ。
世界で昨年1年間に攻撃された教会などキリスト教関連施設は9488カ所、宗教を理由に投獄されたキリスト教徒は3711人、殺害されたキリスト教徒は2983人とされる。サハラ以南のアフリカでのイスラム過激派によるキリスト教徒への暴力の急増も指摘された。
昨年末、「イスラム国」は指導者バグダディの死に対する報復として、ナイジェリアでキリスト教徒11人を横並びにし斬首する映像を公開した。1月18日に「イスラム国」が公開した映像では、覆面をした戦闘員が「全世界のキリスト教徒」に対して報復を宣言し、キリスト教徒を銃殺した。
キリスト教徒の信仰の自由が政府の規制や過激派の暴力で著しく制限されている例は、イスラム諸国では枚挙にいとまがない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
最近、ヨーロッパの国では右翼系の政党が勢力を伸ばしている。その主な原因は移民問題だ。
キリスト教徒が大部分を占めるヨーロッパの国でイスラム国からの移民は目障りらしい。
2月11日号 ニューズウィーク日本版に「イランで迫害されるキリスト教徒」という記事か載っていた。
イランでは一応宗教の自由が謳われているが、実際はイスラム教徒によるキリスト教徒への迫害が続いているらしい。
「世界で最も迫害がひどい国は北朝鮮で18年連続。また、ヒンズー教過激派による弾圧が激しいインドが初めてワースト10入りし、政府による締め付けが報じられている中国は43位から27位に急上昇した」
「コンパッション(compassion・他者への思いやり)」という言葉がある。
北朝鮮やイランには、「他者への思いやり」という言葉がないのだろうか。