じじぃの「傍観者効果・見て見ぬふりをする人たち!ヘンな感覚の正体」

We Can’t Just Look The Other Way Anymore


見て見ぬふりをする社会 2011/12 マーガレット・ヘファーナン (著), 仁木めぐみ (訳) Amazon

企業の不正や事故のリスク、過重労働、児童虐待もみんな見て見ぬふり。
波風を立てたくない、心配をかけたくない、苦しい決断をしたくない、自分の信念を捨てたくないといった心理から起こる傍観者の態度を詳しく分析。

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『誰にも覚えがあるヘンな感覚の正体』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

作業人数が増えるほど手を抜いてしまう――リンゲルマン効果 より

●「人数が多ければよい」というものではない
ドイツの心理学者リンゲルマンは、綱引きするさい、人数を増やしていけば相乗効果でより大きな力が発揮されるのではないかと予想して、検証を行なった。
ところが、結果は予想とは反対のものだった。人数を増やすにしたがい、ひとりあたりの発揮される力が減少していったのだ。
このことから、集団になるとつい怠けてしまう心理現象を「リンゲルマン効果」または「社会的手抜き」と呼ぶ。自分ひとりなら頑張る人も、集団になるとつい手を抜いてしまうということだが、これはかならずしも意識的に手を抜いているわけではないこともわかっている。
常に全力を出していると思っている人でも、結果として集団で実施しているときのほうが、無意識のうちに手を抜いていることが多いのだ。
●「見て見ぬフリ」が起こる心理
このような現象が起きるのは、意識的にしろ、無意識にしろ、人間には「自分が少しくらい手を抜いてもわからないだろう」「自分がやらなくても誰かがやるから大丈夫だ」という思いがどこかにあるからかもしれない。

また、たとえば道ばたに人が倒れていても、人通りの多い場所など周囲にたくさんの人がいるほど、誰かがなんとかするだろうと、自分は行動を起こさないで見て見ぬフリをして通り過ぎてしまうような心理現象を「傍観者効果」という。これも「リンゲルマン効果」とよく似たものだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
この間、朝の情報番組を観ていたら、女性専用車両で女たちがバトル?
女性専用車両に乗らない女性が次々と」と現れた。行われた街頭インタビューでは、「女性専用車両に乗らない理由」として女性の声が紹介されました。
「車内で香水を振りかける」「強かったり、距離が近かったりときつい」「においが混ざる」といった香水や化粧のにおい。
ゲストの方がこんなことを言っていた。
人間は3つのタイプに分けることができる。
①困っている人を助けようと手を差し延べる人
②何もしない人
③見て見ぬふりをする人
ゲストの方が言うには、いちばん始末の悪いのは「見て見ぬふりをする人」だという。
ギグッとなったのは、どこか思い当たることがあるからなのだろうか。
この1週間ぐらい、テレビで「新型コロナウイルス」のことばっかりやっている。
昨日 薬局に行って、マスク1箱買ってきた。
「傍観者効果」とは、どっかで繋がっているのかもしれない。