じじぃの「ゆでガエル現象・人はゆるやかな変化に気付きにくい・年功序列制の廃止?ヘンな感覚の正体」

人はゆるやかな変化に気付きにくい?

(sago.livedoor.biz HPより)

年功序列制度の廃止が近づいている?

2020/01/04 Kazuhiro Mouri
昨年、日立製作所ソニー、松下といった日本を代表する大企業が、「年功序列型」の賃金制度を廃止し、話題になりました。
これらの流れは、私たちの働きかたをどう変えるのか。成果主義を取る企業が増えている中で、未だに年功序列はメリットがあると考える企業は多いようです。今回は、年功序列成果主義の違い、メリット・デメリットについて解説していきましょう。
https://note.com/k_rock_jam/n/n816b6d3d266e

『誰にも覚えがあるヘンな感覚の正体』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

熱かったお風呂のお湯がしばらくするとちょうどよく感じる――ゆでガエル現象 より

●人はゆるやかな変化に気付きにくい
熱湯にいきなり入れられたカエルは、急いで熱湯から逃げ出そうとする。ところが、カエルを冷水の中に入れ、水の温度を少しずつ上げていくと、水温が上昇していくことに気付かないまま「ゆでガエル」になってしまうという寓話がある。
この話が「急激な変化にはすぐに気が付くが、少しずつ変化していることにはなかなか気付かないため、致命的な結果を招くことになる」というたとえ話となり、「ゆでガエル現象」とか「ゆでガエル理論」「ゆでガエルの法則」とか呼ばれるようになった。
「少しずつの変化」という点では、たとえば毎日のように会っている人の外見的な変化には気付きにくいが、久しぶりに会った人の外見的な変化は、わずかでも気付きやすいという経験が誰にでもあるはずだ。
●刺激に対する「順応」の働きとは?
ゆでガエル現象は主に公卿の経営など、ビジネス分野でとりあげられることが多いが、生物学的には、ある刺激に慣れて鈍感になってしまうことを「順応」という。
お風呂に入った直後は熱いと感じたお湯が、しばらく入っているうちにちょうどいい湯加減だと気持ちよく感じるようになったり、最初のうちは気にばっていた臭いが、時間が経過するにしたがって、あまり気にならなくなったりする。
こうした温度や触覚といった皮膚感覚で臭覚、味覚では、同じ刺激が持続していると、それにたいする感度がじょじょに低下していき、最終的には感じなくなる。
このような現象を「順応」というのだ。ただし、痛みは危険を避けるなど生きていくうえで重要な感覚なので、他の感覚とは異なり、順応しにくい性質がある。

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どうでもいい、じじぃの日記。
1月も早いもので20日を過ぎてしまいました。
2019年12月22日、NHK日曜討論 「展望2020年の経済 世界は・日本は」でこんなことを言っていました。
「【生産性低下からの脱却】。今、日本の生産性が低下している。就業者1人あたりの実質GDPを見ると低下を始めている。このために賃金が上がらないという現象が起きている。賃金が上がらないと優秀な人材を日本に留めておけない。実際、高度専門家の分野ではすでに中国のハイテク企業の方が日本より高いというような状況になっている。そうすると生産性が低下する。賃金が上がらない。悪循環になる。これからどう脱却できるかが重要なポイントだ」
私が仕事をしていたのは、日本の高度成長~バブル崩壊の時期で、日本の経済・経営システムは世界で最も優れていると思われていました。
それが今、日本の生産性低下の原因の1つが「年功序列」とか言われています。
まあ、私は「ゆでガエル世代」だったのかもしれません。