4-5 Scythian Ice Maiden - Indo-Europeans in the Altai
Pazyryk burials
カザフスタンに謎の地上絵
Pazyryk burials
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The Pazyryk burials are a number of Scythian (Saka) Iron Age tombs found in the Pazyryk Valley and the Ukok plateau in the Altai Mountains, Siberia, south of the modern city of Novosibirsk, Russia; the site is close to the borders with China, Kazakhstan and Mongolia. Numerous comparable burials have been found in neighboring western Mongolia.
https://www.wikiwand.com/en/Pazyryk_burials
カザフスタンに謎の地上絵、NASAが撮影
2015.11.06 ナショナルジオグラフィック日本版サイト
中央アジアのカザフスタンで見つかった謎の地上絵が話題を呼んでいる。
上空から見ると、巨大な円、十字、四角、さらにかぎ十字まで様々な図形が、盛り土を並べて描かれている。NASAが最近、これらの地上絵をとらえた衛星写真を新たに公開し、広く世間に知られることになった。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/110500312/
NHKスペシャル「アイアンロード~知られざる古代文明の道~」
2020年1月13日
【司会】江口洋介、【語り】守本奈実
あのシルクロードより古い「文明の道」が、姿を現している。西アジアから日本列島まで、各地に「鉄」を伝えたこの道は、研究者によって「アイアンロード」と名づけられた。
舞台となるのは、ユーラシア大陸の大草原や山岳地帯など、人影もまばらな辺境の地。発掘調査から、エジプトやギリシャなどメインストリームの古代文明とは異なる、「未知の世界史」が浮かび上がっている。江口洋介さんをナビゲーターに、壮大な物語を描く。ユーラシア大陸の奥深く、シルクロードより古い「文明の道」が姿を現し始めている。
容易に人を寄せつけない険しい山岳地帯。
人影もない辺境の地。
今、こうした場所で古代史の常識を覆す大発見が相次いでいる。
山奥から見つかった紀元前5世紀のミイラ。
緻密な細工が施された黄金製品。
膨大な数の王の墓。
ユーラシアの僻地に、独自の古代文明が花開いていたことが明らかになったのだ。
新たな発見を可能にした「宇宙考古学」と呼ばれる最新の解析技術。
人工衛星が撮影した写真を使い、地中に眠っていた遺跡を探り当てた。
遺跡からは独自の文明を生み出したある金属が次々と見つかっている。
それは「鉄」だ。
この鉄が辺境の地に、人類史を変える数々の革命を起こしていたのだ。
そして、見つかった遺跡を結んでいくとユーラシアを貫く道らしきものが浮かび上がってきた。
私たちはこの道をアイアンロードと名付けました。
地球に眠っていた古代の道「アイアンロード」。
そこに秘められた壮大な人類の物語をたどる。
皆さんは「古代文明」というと、どんな国々をイメージしますか?
ナイル川流域の肥沃な大地に栄えた「エジプト」でしょうか。地中海に広大な海洋国家を築いた「ギリシャ」でしょうか。
確かに、こうした古代史の主役とされる国々は豊かな文明を築きました。
ところが今、意外な場所で繁栄していた謎の国々の実態が明らかになってきました。
その繁栄をもたらした秘密は、「鉄」です。
古代金よりも貴重な時代があったという鉄。
この鉄がたどった道こそ今日の舞台「アイアンロード」です。
果たしてこの道にどんな物語が秘められているのでしょうか?
響き渡る祈りの声。
ロシア、モンゴル、中国、カザフスタン。
4つの国の国境が交わるユーラシア中央部の「アルタイ地域」。
この地に暮らすアジアの少数民族、トゥバ人。
遊牧生活を送っている。
「オボー」と呼ばれる石積みの前に集まり、大地への感謝と暮らしの無事を願う。
彼らが「聖地」として崇めるのが6年前、この山で大きな発見があった。
紀元前5世紀に造られた巨大な墓から男性の「ミイラ」が見つかったのだ。
更に、驚くべきことがあった。
現在、この地に多く暮らすのはアジア系の黒髪の人々。
しかし、ミイラの髪は「金髪」だったのだ。
聖なる山に丁重に埋葬されていたことから、男性は王族の一人と結論づけられた。
近くの谷からは、巨大な古墳が50以上見つかった。
最大直径103m。
王族のものと考えられている。
研究者たちは、ここを「王家の谷」と名付けた。
ミイラの男性が生きていた頃、それは古代ギリシャとペルシャが繁栄をおう歌した時代だった。
そこから遠く離れたアルタイ地域は文明から取り残された未開の地と考えられてきた。
しかし、それを覆す痕跡が見つかり始めている。
金で作られた工芸品の数々。
この髪飾りの先には繊細なヘラジカの彫刻が施されていた。
ネックレスには、僅か3mmの猪が134個も飾られていた。
同時代の世界に類を見ない緻密な細工だった。
アルタイ地域に暮らした謎の人々。一体、何者なのか?
それを読み解く手がかりが見つかった。
王の墓から出土した鉄の短剣。
中央部にハート形のような独創的なデザインがあった。
実は、これと同じものが別の場所からも見つかっていた。
アルタイ地域から西に4000km。
ウクライナの大平原にある古代遺跡「ビルスクヒルフォート」。
ここで発見された鉄の短剣。アルタイ地域のものと同じ30cmほどの長さ。
そして、中央部にあのハート形のデザインが施されていたのだ。
ビルスクヒルフォートから4000km離れたアルタイ地域に暮らしていた謎の人々はスキタイ人だと判明した。
しかし、彼らは文字を持たず記録を残していないためこれまで詳しいことは分からなかった。
同時代のギリシャ人がこう書き記している。
スキタイは「野蛮な人々」だと見られていた。
ところが去年、驚くべき事実が明らかにされた。
ビルスクヒルフォートの周囲には35kmに及ぶ城壁があったことが分かった。
街の面積はギリシャ・アテネの4倍以上。
ここは当時、ヨーロッパ最大の都市だったのだ。
スキタイの繁栄を支えたもの。
それは「鉄」であったことが分かってきた。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586175/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2020年1月13日、NHKスペシャル「アイアンロード~知られざる古代文明の道~」を観た。
「新たな発見を可能にした『宇宙考古学』と呼ばれる最新の解析技術。人工衛星が撮影した写真を使い、地中に眠っていた遺跡を探り当てた」
2007年、カザフスタンで巨大な地上絵が見つかった。
発見者のドミトリー・ディ氏によると、この地上絵は8000年前のものだと主張している。
一方で、この地上絵は紀元前7~5世紀のものとする説もある。
紀元前3000年頃インドに栄えたインダス文明は、元々中央アジアからやってきたアーリア人がつくったといわれている。
もしかすると、この地上絵を描いたのはアーリア人で、この場所が彼らの都だったのかもしれない。
「アイアンロード」は、アーリア人が歩いた道なのかもしれない。