Japan's Hayabusa-2 space probe brings rare asteroid samples to Earth | DW News
美笹深宇宙探査用地上局 アンテナ組立工事 工事トピックス映像 #6(ドローン撮影#3)【4K映像】
JAXAの新アンテナ公開 高性能、はやぶさ2と交信
2018.12.15 SankeiBiz
1984年から使われているアンテナの後継機として現在建設中。従来の2倍以上のデータを送受信することが可能で、探査機「はやぶさ2」を含めた国内外の探査機や人工衛星との交信に利用される。
JAXAによると、新型アンテナは直径54メートルで現行機(64メートル)より小型になるが、宇宙探査機の搭載機器が高度化している現状を踏まえ、取り扱えるデータ量を多くして性能を向上させた。
2020年3月以降に完成予定で、総工費は約100億円。はやぶさ2は地球から遠く離れた小惑星を探査し、太陽系の成り立ちや生命誕生の起源を解き明かすことが期待されている。
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181215/mca1812151020002-n1.htm
『夕刊フジ』 2020年1月4日発行
はやぶさ2が成し遂げた大成果 【執筆者】日本の元気 山根一眞 より
2019年11月13日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の探査でごっそりの成果を得て、地球帰還の途についた。「はやぶさ2」が小惑星で得た岩石のサンプルを携えて地球に帰還するのは来年末だ。
私が14年12月3日、種子島宇宙センターでのH・IIAロケットによる「はやぶさ2」の打ち上げを見届けてからおよそ5年。地球と太陽の距離の約2倍、3億キロかなたの直径わずか870メートルというちっぽけな小惑星で、正確で狙い通りの観測やサンプル採取ができるのか一抹の不安があった。だが「はやぶさ2」は昨年6月27日、リュウグウに到着後、505日間にわたり衝突装置による小惑星の表面へのクレーター生成などを行い、惑星探査史上7つの世界初の偉業を成し遂げた。
「はやぶさ」初号機ではいくつものイオンエンジンの故障、燃料漏れによる姿勢制御不能、そして通信途絶など、「わくわく、はらはら、どきどき」が連続したが、「はやぶさ2」はエンジンの故障もなく「100点満点中1000点です」(プロジェクトマネージャ、津田雄一さん)という秀才ぶりを発揮した。
「秀才チーム」はリュウグウの表面を覆う万単位の岩石すべてを精密観測し、それらの体積や質量による微小重力の影響を計算し、目標に向かって刻々と移動する探査機の位置をセンチ単位で制御するといった信じがたいオペレーションもこなした。「はやぶさ」初号機は、拙著『小惑星探査機はやぶさの大冒険』が原作の「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映、渡辺謙主演)など3本もの映画が公開されたが、映画関係者からは「トラブルがなく秀才すぎる『はやぶさ2』は映画にはならないなぁ」という声が出ているほどだ。
もっとも、「はやぶさ2」が成し遂げた「7つの偉業」は探査機を精密に操る「工学的成果」であり、「はやぶさ2」の目的はリュウグウの物質(岩石微粒子)を詳しく分析し太陽系や生命の起源を解明する「科学的成果」を得ることにある。
「はやぶさ2」が膨大な数のリュウグウのサンプルを得たことは確実で、来年末に豪州のウーメラ砂漠にサンプルを満載した「カプセル」が着地すれば、惑星科学者たちによるサンプル分析が始まる。その仕事は、全国の大学や研究機関のオールジャパンで行うことになっている。私はその数拠点を訪ねているが、いずれもきわめて大きなスケールで準備態勢が進んでいることに驚いている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「はやぶさ2」は2019年11月13日に、地球に向けて小惑星「リュウグウ」を出発した。
JAXA宇宙科学研究所によると、地球からおよそ3億キロというかなたの探査機から届く超微弱電波を受信するアンテナは「携帯電話の1000万倍という高感度が必要」なのだそうだ。
その通信を担ってきたのが長野県にある白田宇宙空間観観測所の直径64メートルという超巨大パラボラアンテナだった。
このまま順調に帰還できれば、2020年末ごろに、初代「はやぶさ」と同じくオーストラリアのウーメラ砂漠に試料の入ったカプセルを投下する予定となっている。