じじぃの「日本がリード・米国版はやぶさ(OSIRIS-REx)・協調と競争で前進を図れ!産経新聞」

Watch NASA's OSIRIS-REx Spacecraft Attempt to Capture a Sample of Asteroid Bennu

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=A6K2dqCoin8

OSIRIS-REx Spacecraft Attempt to Capture a Sample of Asteroid Bennu

Stunning images show NASA’s OSIRIS-REx spacecraft stirring up rocks on an asteroid

Oct 21, 2020 The Verge
NASA shared astonishing images of its OSIRIS-REx spacecraft touching an asteroid yesterday, revealing how the vehicle stirred up rocks and debris on the object’s surface when it made contact.
The goal of the tap was to collect a sample of material from the asteroid, but the engineers behind the spacecraft say they won’t for sure if they collected anything until this weekend, when they spin the vehicle and measure how much material is inside.
https://www.theverge.com/2020/10/21/21527475/nasa-osiris-rex-asteroid-bennu-sampling-rocks-images

産経新聞』 2020年10月26日発行

【主張】米国版「はやぶさ」 協調と競争で前進を図れ より

米航空宇宙局(NASA)は、地球や火星の軌道近くを回る小惑星に、探査機「オシリス・レックス」を着陸させることに成功した。小惑星表面の岩石採取にも成功したとみられる。
小惑星への着陸に成功した探査機は日本の「はやぶさ」「はやぶさ2」に続き3機目である。
米国版「はやぶさ」とも称されるオシリス・レックスは、想定以上に表面が岩だらけだった小惑星ベンヌ」への着地を「すべて計画通り」に成し遂げた。
昨年、はやぶさ2小惑星リュウグウ」への2度の着陸に成功した際、NASAは担当者をJAXA宇宙航空研究開発機構)に派遣し技術的課題などについて議論していた。日米の連携と協力が米国版の着陸成功で実を結んだ、といえる。
2010年に初代はやぶさ小惑星イトカワ」から試料を持ち帰って以来、小惑星探査を先導してきた日本にとって、米国は心強いパートナーであると同時に、手強(ごわ)いライバルとなった。
日米の協調と競争によって、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る小惑星探査が、大きく前進することを期待したい。

はやぶさ2は今年12月、オシリス・レックスは2023年9月に採取した試料を地球に届ける予定だ。日米のチームが試料を交換し分析結果を比較することで、より信憑(しんぴょう)性の高い成果が得られる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
小惑星から岩石採取し、持ち帰って何がわかるの?
今、「はやぶさ」のミッションを引継ぎ、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウ」からのサンプルリターンに挑戦しています。
リュウグウ」は、「イトカワ」よりも原始的であり、太陽系初期の情報をより多く有していると考えられています。また、地球からの観測では、「イトカワ」が岩石質であるのに対し、「リュウグウ」は、生命の源となる有機物や水を多く含む性質があることがわかっています。「リュウグウ」からサンプルを持ち帰り、解析することで、太陽系の起源と進化の過程、そして生命の原材料物質を明らかにし、「我々はどこから来たのか」という人類最大の謎に迫ろうというのが、「はやぶさ2」の科学的意義なのです。
とか。