じじぃの「長寿のホルモン・高齢者の認知機能を予防するテストステロン!夕刊フジ」

Erection

夕刊フジ』 2019年12月4日発行

長寿のホルモン 脳梗塞心筋梗塞、がん、認知症リスク減

男を上げる! テストステロン活用術 メンズヘルスの第一人者 堀江重郎医師が教える より

中高年以降の男性が活力あふれる生活を送る上で、男性ホルモンの代表格「テストステロン」の値を高く維持することは重要だ。
今回はこのテストステロンが、具体的にどのような形で”男の人生”に深く関与しているのかを検証したい。
前回までのこの欄で、テストステロンが「男らしさ」をつかさどっているだけでなく、「やさしさ」や「公平性」「協調性」など、社会人として必要な要素と密接に関係していることを紹介してきた。
しかしこのホルモンの働きはそれだけにとどまらない。じつは「寿命の長さ」とも関係があることが世界的な研究データから明らかになってきているのだ。
世界の様々な地域で長期的な健康調査が盛んに行われているが、テストステロン値の最も高いグループの人は、最も低いグループの人と比較して、脳梗塞心筋梗塞など血管系の重大疾患にかかる割合が5割低く、またがんにかかる割合も3割低いことが分かったのだ。
こうした重大疾患にかかる確率が下がれば、当然寿命も延びる。その意味で、テストステロンは「長寿のホルモン」と言えるのだ。
それだけではない。2011年にアメリカ内分泌学会で発表された学術論文は画期的だ。テストステロンが脳の老化のブレーキ役になっている可能性を示唆しているのだ。
閉経後の女性にテストステロンを投与すると、記憶力が有意差をもって向上したという。しかも、正常な脳の人だけでなく、認知機能が低下している人においても、「悪化の度合いが低下した」という。早い話が「認知機能」への効果が期待できることになる。
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ここまで読んだ人は自分のテストステロン値が高いのか低いのかが気になってきたことだろう。正確な数値は、血液検査や、この連載の最終回で触れる「唾液検査」で調べることができるが、そこまでしなくても、おおまかな判断方法があるので紹介しておきたい。それは「手の指の長さ」だ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
テストステロン・・・「陰毛が生える」、「声変わりが起こる」、「睾丸や陰茎が発育する」など、男性の思春期で多く分泌される男性ホルモンのこと。
「それだけではない。2011年にアメリカ内分泌学会で発表された学術論文は画期的だ。テストステロンが脳の老化のブレーキ役になっている可能性を示唆しているのだ」
テストステロン値が高いのか低いのかは、「手の指の長さ」で分かるそうだ。
指の骨にはテストステロン受容体があり、薬指にはその受容体が多く、人差し指と薬指の長さの比較でこの差が大きいほどテストステロン値が高い、のだそうだ。
いまさらねえ。