Kids Take Action Against Ocean Plastic | Short Film Showcase
化学物質
化学物質とは何ですか
学研キッズネット
化学反応によって人工的に作られた物質を「化学物質」という。今、世界には約7万種類の化学物質があるといわれている。
わたしたちの生活はたくさんの化学物質にかこまれている。たとえば家の中では殺虫剤やタンスの防虫剤、トイレなどの芳香剤に大量にふくまれている。またプラスチック製品や家電製品にも揮発性有機化合物(VOC)が含まれている。洗剤や化粧品にもたくさん入っている。外に出れば農薬や除草剤、また大気の中にもさまざまな化学物質がひそんでいる。
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/eco110/ecology0167/
化学不信と化学恐怖症――その病院と治療法 より
化学産業の悪いイメージは、環境を汚し、対話能力がとぼしいせいで生まれた。いくぶんかは自業自得だといってよい。いま環境汚染は過去のものだが(農業・工業・金属工業のほうが昔からずっとひどかった!)、対話能力の乏しさは変わらない。「化学物質」はいつも非難の的だった。非難の声は大手を振って世に流れ、弁護の声はまことに弱い。だが、金の卵を産み続けるガチョウを殺してはいけない。以下、「反・化学」の戦法を分析し、防衛手段を考えよう。
飲み水や食品、空気に入っている超微量の物質を騒ぐなど、私には不思議でならない。少なくとも先進国は、国民の健康状態も寿命も、かってないレベルにある。少なくとも過去100年以上、国民の健康はどんどんよくなってきた。100年前に比べたら、水も食品も空気もはるかにきれいで安全だし、いまもきれいになり続けている。
それなのに1980~90年代のメディアは、「化学物質」の脅威を叫び続けた。いま「化学物質」とカッコ書きにしたのは、世間で使われるときの意味合いが、私の趣味に合わないからだ。たいていの人は「化学物質」を、毒性があって環境を汚すもの、あぶないものだと思っている。化学屋の私にとって「化学物質」はただ「物質」でしかないのだが、世間に広まった負のイメージが嫌いなので、ふだんはほとんど使わない。
あれほどメディアがやるからには、「化学物質」はあぶないはずだ……何か科学証拠があったにちがいない……と思う読者も多いだろう。だがたちていはノーである。よく耳にする「科学的発見」には、サイエンスの裏打ちがないものも多い。「化学物質」あれこれの危険性は、データのずさんな収集・処理・発表が生んだ幻である。
データに注意
たとえば、疾患(感染症、がん、心臓病など)の発症データと、食習慣や生活習慣をつき合わせて原因を探る疫学調査には、身近な製品や環境中の「化学物質」を主犯とみたものがたいへん多い。
データの収集と処理はそれぞれ別の営みだ。どちらじかをしくじれば、結論はそっくりゴミになってしまう。熟練の疫学者はそこによく注意するから、結論もおおむね信頼できる。しかし疫学に経験のない、あるいは浅い科学者は、エラーに気づかないまま論文を書く。そして、なにごともなければ埋もれてしまうはずだったそういう話を、活動団体などが発掘してマスコミに「発表」し、大騒ぎを起こしたりする。
ふつう活動団体は「まず結論ありき」で、何かを証明したいと願っている。たとえば「芳香剤が喘息を増やす」と信じ込んでいたとしよう。
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話を短くまとめてマスコミに発表する手がある。書いたのが大学の研究者なら、たぶん、「芳香剤が喘息を!」なんて見出しの記事になる。次にその研究者は、社会的意義のきわめて大きい問題ですよという作文をして、財団だの国だのに研究助成を申請する。いまの例は極端だとしても、似たようなことは現に起きてきた。
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じじぃの日記。
化学物質とは何ですか?
化学物質は人工的に作られた物質のことで、もともと自然界にはなかった物質なので生き物に悪い影響を及ぼすものが多い。
環境と体に優しいのが、「石鹸ライフ」だそうです。
お金のないじじぃは、石鹸ライフです。