じじぃの「ノーベル化学賞・吉野彰さん・成功までの3つの壁・ダーウィンの海!夕刊フジ」

成功までの3つの壁

政府主導による人工知能研究支援への期待と限界

2016年10月20日 アスキーエキスパート
●課題1:研究成果の実用化
MOT(Management of Technology, 技術経営)では、研究で生まれる技術シーズを事業化することの難しさを説明する表現として、「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」というたとえがよく使われる。
研究→開発→事業化の各ステージの間にはそれぞれ超えなければならない問題がたくさん存在している。「魔の川」は研究と開発の間、「死の谷」は開発と事業化との間にそれぞれ立ちはだかる問題を示している。
https://ascii.jp/elem/000/001/251/1251408/

夕刊フジ 2019年10月10日発行』

ノーベル化学賞・吉野彰氏の“素顔”と成功までの「3つの壁」 より

パソコンやスマートフォン、電気自動車から小惑星探査機「はやぶさ2」まで、現代の生活になくてはならないリチウムイオン電池の開発で今年のノーベル化学賞に決まった旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰さん(71)。部下に「よっちゃん」と親しまれ、酒とカラオケを愛するサラリーマン研究者は、「3つの壁」を乗り越えて世界を変える新技術を生み出した。
日本人のノーベル賞受賞は27人目で、昨年、医学生理学賞に選ばれた本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授(77)に続く快挙。
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研究は順風満帆だったわけではない。吉野さんはビジネスで成功するために乗り越えなければならない「3つの関門」を説く。最初に経験するのが、基礎研究の段階の「悪魔の川」。ここで大半のプロジェクトが対岸まで泳ぎ切れずに脱落する、つまり研究段階で終わってしまう。
開発研究に進むと待ち受けるのが「死の谷」。次々と問題が立ちはだかり、事業化の前にここでも大半が脱落する。吉野さんは「この段階では、なるべく人手をかけないことだ」とアドバイスする。事業化の道筋が見えて初めて、人材と予算をかけるのがよいやり方だという。
最後が「ダーウィンの海」の段階。努力が実って事業化にこぎつけたものの、市場で見向きもされない段階だ。生物進化の過程で起こる自然淘汰(とうた)になぞらえて、生物学者ダーウィンの名がついている。
リチウムイオン電池の場合、出荷が伸び始めるまで5年ほどかかった。
「将来ぜひ、この3つ壁を完璧に乗り越えていただきたい」と、吉野さんは若者にエールを送った。

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おバカな、じじぃの日記。
2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰さんら3氏に授与すると発表した。
吉野彰さんは会見で、「3つの壁(「悪魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」)を、乗り越えてほしい」と語った。
「悪魔の川」・・・・・基礎研究の段階で大半が脱落
死の谷」・・・・・・開発研究→事業化の前に人材予算で大半が脱落
ダーウィンの海」・・事業化後市場で淘汰される
パソコンやスマートフォン、電気自動車から小惑星探査機はやぶさ2まで、現代の生活になくてはならないリチウムイオン電池
ネットで「韓国 電池」をキーに検索してみた。

不買運動スマホやパソコンも捨てるべき!」

吉野彰さんのリチウムイオン電池の発明には、福井謙一さん(受賞・1981年)、白川英樹さん(受賞・2000年)と続く基礎研究の伝統があるという。
韓国が科学分野でノーベル賞を獲るには、ちょっとハードルが高いような気がします。