じじぃの「科学夜話・EV・リチウムイオン電池の開発!わかるノーベル賞の本」

【全固体電池】トヨタがEVで大逆転確定! 水素自動車だけじゃない!電気自動車のゲームチェンジャーへ【日本の凄いニュース】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CMF9Ev4Vj0w

2023年、BYDが披露したEV「SEAL(シール)」


BYD、EVでテスラを逆転も 国内自動車大手は好業績テコに反攻期す

2023.12.15 日経ビジネス
●自動車 2024年はこうなる!
・EV市場で中国メーカーが価格競争力を武器に首位テスラを脅かす
・日本メーカーはEVではなお我慢の時。好業績をテコに技術開発急ぐ
・自動車全体の世界需要は拡大局面。半導体不足の挽回生産続く

世界では、BYDを中心とする中国製EVの販売が急伸している。
調査会社マークラインズがまとめた22年の世界EV販売ランキングでは、1位が米テスラ(約126万台)、2位はBYD(約86万台)だ。トップ10にはBYDを含めて中国勢が4社も名を連ねる。
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/01650/

『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

モバイル社会を生んだ! 2019

リチウムイオン電池の開発 ジョン・B・グッドイナフ(アメリカ 1922-2023)、M・スタンリー・ウィッティンガム(イギリス、アメリカ 1941-)、吉野彰(日本 1948-)

1970年代、ウィッティンガムは石油の代替エネルギーの研究の中で、チタンを含む物質とリチウムを電極材料に使った電池を開発する。
1980年にはグッドイナフがプラス極にリチウムとコバルトの化合物を用いてより高い電圧を得られる電池の開発に成功。そして1985年、吉野がマイナス極に炭素素材を用いて安全で軽い今のリチウムイオン電池の原型を開発し、世界で初めて実用化に成功した。
彼らがつくったこの電池は数多くの製品に使われている。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「リチウムイオン電池の開発」という項目があった。

2023年12・26号『ニューズウィーク日本版』に「CLIMATE CHANGE EVに乗り換えて気候変動を防ごう」という記事が載っていた。

  世界は2024年も引き続き、加速度的に進む交通技術革命を目の当たりにすることになる。この革命の主役は電気自動車(EV)だ。
  地球温暖化の侵攻を止めるために市民ができる最も効果的なことを1つ挙げろと言われたら、答えは簡単。EVに乗り換えることである。
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  うちの息子が私の愛車、起亜(韓国)のニロを運転して加速感の素晴らしさに驚いた、と言っていた。彼の言うとおり。私が以前乗っていたアウディのA5スポーツバックでさえ、EVのニロと比べると立ち上がりが遅いと感じるほどだ。
  義理の娘は初めてニロに乗ったとき、「音が静か!」と簡単の声を上げた。わが愛犬モホークは牛乳配達のトラックのエンジン音にも到達2分前から反応するが、私のEVには全く気付かず、車が家の前に現れて初めて歓迎してほえる。

まだEVに乗ったことがないが、EVはガソリン車に比べて、加速が速く、音も静からしい。

またこんなことも書かれていた。

  懸念すべきは日本の自動車業界がEV開発で世界に後れを取りかねないこと。トヨタが水素を燃料とする燃料電池車(FCV)に注力する方針を打ち出したのは痛恨の戦略ミスだろう。FCVは今のところEVと競争できず、マスマーケットへの進出にはまだ何年もかかりそうだ。世界のEV市場が爆発的に拡大するなか、日本の自動車大手はEVの開発投資で大きく出遅れた感が否めない。
  私たち夫婦が19年にEVを購入したときには、アメリカでもEVに乗るドライバーは少数派だった。だが今や、世界中で一気に普及が進む転換点を超えつつある。温暖化が制御不能になる転換点よりわずかに早かったのはもっけの幸いだ。

まるでガソリン車は、このスマホ時代に固定電話だけで生活しているようなものなのか。

2023年10月トヨタは、EV向けの次世代電池である全固体電池で提携すると発表した。

次世代電池の本命とされる全固体電池は、充電時間を短くし、航続距離も伸ばせるのが強みだ。トヨタは同年6月に開催した技術説明会で、全固体電池を搭載した電気自動車(EV)が、10分以下の急速充電で約1200kmを走れることを目標に開発を進めていると説明した。

全固体電池の特許に中国が続々参入

これからは、日本と中国の全固体電池戦国時代になるのか。

まあ、確かに、EVを運転してみたいという気持ちはあります。