Meet John B Goodenough, energy storage pioneer and inspirator for the BrightMindsChallenge 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jEvvgw5d59Y
94歳発明家 ジョン・グッドイナフ
リチウムイオン電池の発明者、3倍容量の新電池技術を開発 2017/03/05 マイナビニュース
fossBytesに3月2日(米国時間)に掲載された記事「Li-Ion Battery Inventor Creates Breakthrough Solid-State Battery, Holds 3X Charge」が、リチウムイオン電池の発明者が率いる研究チームがガラス電解質ベースの新しい固体電池を開発したと伝えた。開発された固体電池はリチウムイオン電池の3倍ほどの蓄電容量を持つほか、充電可能回数も多く、高速充電が可能で、さらにリチウムイオン電池よりも燃焼しにくいと説明している。
http://news.mynavi.jp/news/2017/03/05/120/
ジョン・グッドイナフ ウィキペディア(Wikipedia)より
ジョン・B・グッドイナフ(John Bannister Goodenough, 1922年7月25日 - )はアメリカ合衆国の固体物理学者。
テキサス大学オースティン校教授(機械工学、材料科学)。リチウムイオン二次電池開発の第一人者として知られるほか、金森順次郎とグッドイナフ-金森則(Goodenough-Kanamori rules)を発見した。
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ニューズウィーク日本版 特集:国際情勢10大リスク 2017年5月2日号
94歳発明家の新たな一手 より
フェイスブックCEOのマーク・ザッカ―バーグから見れば曽祖父くらいの年齢の男性が、地球を救うかもしれないテクノロジーを発表した。
94歳のジョン・グッドイナフの新たな研究は、未来の電気自動車の土台を成すものになるかもしれない。そう、20〜30年前、彼の発明を1つの柱にしてソニーが携帯型機器の覇者になったように。
長いキャリアを通じて、グッドイナフは大物投資家のウォーレン・バフェットとやり合ったり、世界を舞台にした特許戦争で苦汁をなめさせられたりと、波瀾万丈の生涯を送ってきた。IPO(新規株式公開)で大儲けはしていないが、「老人にイノベーションは無理」というテクノロジー業界の常識にノーを付き付けてきた。
テキサス大学オースティン校の研究チームと共に新しいエネルギー貯蔵技術の開発に成功したと発表したのは、2月末のことだ。その技術とは、ガラスを用いた新型電池。既存のどの電池よりも、圧倒的に優れた性能を持っているという。
その点では、現在広く用いられているリチウムイオン電池をもしのぐとのことだ。もっとも、80年代にリチウムイオン電池を発明したのもグッドイナフその人だった。リチウムイオン電池はスマートフォンやノートパソコン、電動歯ブラシ、電気自動車など、さまざまな製品に用いられている。
電気電子学会(IEEE)によれば、この新型電池は、同等のリチウムイオン電池の3倍のエネルギーを貯蔵できる上に、爆発や発火がないという利点もある。リチウムイオン電池が数時間かかって充電する量のエネルギーを数分で充電できる可能性もあるという。
電池技術の話なんて興味がない、と思う人もいるかもしれない。しかし、人類が化石燃料社会を脱却できるかどうかのカギを握っているのは電池だ。
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80年代に、今のアップルのようにたて続けにヒット商品を世に送り出していた企業がソニーだった。79年に「ウォークマン」を発売、82年には最初のCDプレーヤーを、89年には「ハンディカム」を売り出した。
そして91年、グッドイナフのリチウムイオン電池を商品化し、携帯型機器の電源問題を解決した。ソニーの一連の商品をきっかけに、世界のエレクトロニクス企業が一斉にリチウムイオン電池と、それを電源として用いる機器の開発に乗り出した。