じじぃの「上皮細胞・がんと癌の違い・悪性腫瘍って何?おしゃべり図鑑」

Cancer 101 | National Geographic

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ANyQjlYadsw

漢字の「癌」

がんの名の由来

コトバンク より
がんは、漢字で「癌」と書きます。中国では、癌以外に「岩・巌」などと記した例もみられ、「岩のようにかたいしこりができる病気」という意味を表わしているものと思われます。
また、英語ではキャンサー(Cancer)またはカルチノーマ(Carcinoma)、ドイツ語ではクレブス(Krebs)といいますが、どちらも「カニ」の意味で、ギリシア語のカニを表わすカルチノウスが語源です。これは、乳がんで、ちょうどカニが手足を広げたようなかたいしこりが、表面から触れるようになることを表現したものといわれています。

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『おしゃべりながんの図鑑』

小倉加奈子/著 CCCメディアハウス 2019年発行

「がん」と「癌」の違い 悪性腫瘍って何? より

「がん」と「悪性腫瘍」は、何が異なるのでしょうか。「がん」とひらがなで表記される場合と、「癌」と漢字で表記される場合の違いも含めて説明します。
まず、「がん」とひらがなで表記される場合は、一般的に悪性腫瘍をそのまま指していることが多いです。ひらがなの「がん」=悪性腫瘍、と考えていただいてかまいません。本来医学的には、がんと悪性腫瘍は意味が異なるのですが、わかりやすいように、ひらがな表記のがんで悪性腫瘍全体を示していることが多いです。
では、医学的な「がん(癌)」の定義を説明していきます。
癌は、「上皮性の悪性腫瘍」というのが正しい定義です。「上皮性の」という耳慣れない言葉がくっついています。専門的な説明になりますが、頑張ってわかりやすく説明してみますので、ついてきてください。
人間の身体を構成する約37兆個の細胞は、上皮細胞と非上皮細胞に大別されます。上皮細胞というのは、外界と接している細胞です。互いに競合し合って体をシート状に覆うような性質があります。代表的なものは、皮膚の細胞です。皮膚の上皮細胞(表皮とも呼ばれている)は外界と接しており、互いに結合し合って身体の表面をくまなく覆っています。この上皮細胞が悪性腫瘍になったものが、癌です。理解を深めるためにどんな種類の癌があるのか考えてみましょう。
消化管を例に考えてみましょう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「がん」と「癌」の違いは何なのか。
消化管(口から肛門までの管)に「しこり」のようにできる悪性腫瘍のことを癌という。
中国語の癌は、「岩のようにかたいしこりができる病気」だ。
なので、血液のがんは血液癌とは呼ばないのだそうだ。
五臓六腑」とかは秦の時代、「癌」などの字は宋の時代からあるらしい。