中国軍事パレード全部見る【ノーカット】
中国ドキュメンタリー映画 《すごいぞ、わが国》 2018
報道1930 「中国建国70年 福田元首相に聞く 習政権の日本」
2019年10月1日 BS-TBS
【キャスター】出水麻衣、松原耕二 【ゲスト】福田康夫（元首相）、興梠一郎（神田外語大学教授）
福田康夫元首相が生出演！ 建国70年迎えた中国、天安門で軍事パレード、混乱は？ 香港デモは？ どうなる米中貿易戦争。
●習近平主席の演説
中国建国70年の記念式典での習近平国家主席は、
「いかなる勢力も偉大な祖国の地位を揺るがすことはできず、中国人民の前進への歩みを防げることはできない」と表明。
●軍事パレードで最新兵器を公開
中国建国70年の軍事パレードで、米国のほぼ全域を射程に収めるICBM「東風41」、極超音速兵器を搭載できるとされる次世代弾道ミサイル「東風17」を披露。
東風41（DF-41）・・・ニューヨーク、ワシントンなど米本土を射程に収める大陸間弾道ミサイル（ICBM）。10個の核弾頭を持つ多弾頭型で迎撃が困難という。
東風17（DF-17）・・・極超音速兵器を搭載する中距離弾道ミサイルで、音速の5倍以上で飛行できるとされる。低空を滑空し現在のミサイル迎撃システムでは対応が困難のため各国がしのぎを削って開発を進めている。
興梠一郎、「これらを披露したことは最後の砦。1980年代末ソ連が崩壊した。中国共産党はソ連のような崩壊を恐れている」
福田康夫、「中国は覇権を考えていない。国内の意思統一が必要と考えている。軍事パレードも対外的なものではなく国内向けアピール」
●香港では抗議デモ・強制排除も
習近平国家主席は「われわれは平和的な統一戦略と『一国二制度』を引き続き堅持しなければならない」と表明。
香港の中心部では１万人以上の市民が無許可の大規模デモを強行した。
逃亡犯条例改正案への抗議を発端としたここ数日のデモに対し警察は抑え込みを強め、今日も警官隊約１万人の厳戒態勢となった。
黒ずくめの服のデモ参加者は幹線道路を占拠し「光復香港（香港を取り戻せ」と叫びながら行進した。
●福田元首相が見た習近平主席
福田康夫、「習近平国家主席が主席就任と同時にまずやったのは腐敗撲滅、これはやっぱり指導者がもしくは国家体制が不正、不公平が行われるようなら、国家というのは成り立たない。中国が豊かになったといっても地方はまだ貧しいままだ。１人当たりGDPが１万ドルだ。中国では2046年には老人人口が6億人とも言われている。まだ社会制度が確立されていないので、今中国のGDPを上げないと日本のような社会制度を作れないと思っている」
●習政権と今後の日中関係の行方
福田康夫は、「歴史を知ったうえで、普通の付き合いをすればいい」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/
