中国建国70年で軍事パレード
中国建国70周年 軍事パレード
香港デモ隊が道路封鎖、警官隊催涙ガス発射…複数の負傷者も
2019/08/25 読売新聞オンライン
香港・九竜半島の商業地区で24日、香港政府に対する抗議デモが行われた。
デモ隊の一部は警察署前にバリケードを築いて道路を封鎖し、レンガを投げつけるなどして警官隊と衝突した。警官隊は催涙ガスの発射を繰り返すなど強制排除に乗り出し、香港紙・明報（電子版）は複数の負傷者が出たと伝えた。衝突は夜も続いた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190824-OYT1T50237/
報道1930 「孤立？独裁強化の習近平政権 立ちはだかる“長老たち”と香港弾圧の代償」
2019年10月15日 BS-TBS
【キャスター】出水麻衣、松原耕二 【ゲスト】宮本雄二（元駐中国大使）、興梠一郎（神田外語大学教授）、渡辺靖（慶應大学教授） 【コメンテーター】堤伸輔（雑誌編集者）
中国建国70年の記念式典で、習主席が乗った車の後ろには誰も乗っていない車が続いて走っていた。
堤伸輔、「VA 連合参謀部（統合参謀本部）に所属するVIPを意味する。車のナンバーは1949。毛沢東が中華人民共和国を建国を宣言した年」
興梠一郎、「習近平はソ連のような崩壊を恐れている」
●ネット上に拡散“朱鎔基演説”
中国建国70年の式典に習近平国家主席、胡錦濤前国家主席、江沢民元国家主席が出席。
この式典に朱鎔基元首相は出席しなかった。
このタイミングで中国のSNSで突然、2002年香港訪問時の朱鎔基の演説映像が拡散した。
朱鎔基の演説内容
「香港の主権が北京に移譲されて、もし我々の手で香港を壊したりしたら、民族の罪人になってしまう（だから、ぜったい香港を守る）。香港600万人以上の人民の希望、香港の若い世代の希望に寄り添そう。香港は中国の一粒の真珠であり、大いなる希望があり、大いなる前途がある。香港がうまくいかないなんて信じない。もし香港がうまくいかないなら、香港の官僚に責任があるだけでなく、北京中央政府にも責任がある。香港が祖国に帰り、我々の手でダメにしてしまったら、我々は民族の罪人ではないか？ ありえない！」
興梠一郎、「古を借りて今を風刺する。現在の事件・人物を風刺するために昔の事件・人物を借りること。インターネット上に流したのは香港の人かもしれないし、中国内で香港デモを応援している人か。朱鎔基と習近平国家主席はそれほど関係は悪くないが、長老との関係は悪い」
●「アリババ」創業者が会長退任
毎年11月11日に中国のネット通販セール「独身の日」を開催し、去年は１日で3．4兆円を売り上げたアリババ。
この会社を立ち上げたのは、1999年当時英語教師だったジャック・マー（馬・雲）。
アリババは、2014年にニューヨーク証券取引所に上場。
去年１月には、アリババの時価総額は5000億ドルを突破し、世界第7位、中国ではトップの企業へと育て上げた。
しかし、去年9月ジャック・マーが１年後の退任を発表。
先月には、経営トップの会長を55歳で退任することとなった。
渡辺靖、「やはり何か中国当局の指導部の逆鱗に触れるようなことがあって事実上辞任に追い込まれたのではという見方がある」
●習近平の政権維持に黄色信号？
習近平政権は、去年憲法を改正し、国家主席の任期撤廃し終身制可能に。
習近平国家主席は、2023年以降も再選されれば主席を続けられる。
興梠一郎、「実は主席だけじゃなく副主席も任期を撤廃。副主席は王岐山、習近平国家主席の盟友。李克強首相の任期は10年のまま」
日中の主な外交日程。
今月22日 即位礼正殿の儀に王岐山国家副主席が出席。
12月下旬 日中韓サミット（中国）。
2020年春 習近平国家主席が国賓として来日。
興梠一郎、「世界第2位の経済大国に見合った民主的な政治制度・市場経済を、もうそろそろやったらいかがですか」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/
