じじぃの「同心円・メールアドレスで使う@は壺など商品の単価記号だった?理系の疑問」

アイルランドの岩に刻まれた同心円の絵

『理系の素朴な大疑問』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

メールアドレスで使う「@」は「at」と関係ないって? より

電子メールのアドレスでおなじみの「@」。この記号は前半の個人名ともいうべき部分と、後半のドメイン名を区切る役割をもっており、どのアドレスにもかならず入っている。
この「@」については、英語「at」を一文字にしたものだと思っている人がほとんどだろう。
「at」には場所、所属の意味があるから、そう考えてしまうのも当然といえば当然である。
だがじつは、「@」は「at」ではない。単価を表わすラテン語の単位なのである。
「@」は古代ギリシャやローマで使われていた素焼きの壺「amphora(アンフォラ)」に由来し、かつては水やワイン、油などがこの単位で取引されていた。
では、なぜ「@」がメールアドレスの一部に使われるようになったのか。
あるとき、メールシステムの開発に携わっていた人物が、個人名とドメイン名を区分する必要性に気づいた。
だが、そこに数字やアルファベットを入れてしまうと、アドレスの一部にようになってしまう。
そこで、目をつけられたのが「@」だった。
「@」は英文タイプのキーにはかならずあるが、使用頻度はかなり低い。そのため、採用されることになったのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ちょっと古い本だが、『ヨーロッパ先史文明の謎―先史の証人の足跡を追って―』という本の中に、「不思議な円形」というのがあった。
池に小石を落とすと、落としたところから同心円状の輪ができる。あれと同じようなものがいくつも岩に刻み込まれている写真が載っていた。
一説には、この「不思議な円形」は古代人がここの場所は「人の埋葬地」、という地図記号なのだという。
同心円を一筆で書くと「@」になる。
「@」は「魂」のようにも、「くるくるぱー」にも見える。この場所には「くるくるぱーたち」の亡骸があるのです?