GSOMIA破棄「適切な対応」54.9% 韓国の世論調査(19/08/26)
韓国 GSOMIA破棄
G7首脳会議で トランプ米大統領 文在寅政権を痛烈に批判 「韓国の態度はひどい」
2019年8月26日発行 夕刊フジ
ドナルド・トランプ米大統領が、フランスで開催中のG7(先進7ヵ国)首脳会議の席上、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権を痛罵する一幕があった。日米韓3ヵ国の安全保障の基盤である日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を、文政権が一方的に破棄決定をした重大な裏切り行為などが、我慢ならなかったようだ。
「韓国の態度はひどい。賢くない。彼らは金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に、なめられている!」
読売新聞も同日朝刊で、トランプ氏が24日夜のG7首脳による夕食会で、文氏を「信用できない人物だ」と語っていたと伝えた。
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プライムニュース 「GSOMIA“破棄” 泥沼!日韓関係の行方 強硬文政権への対応は」
2019年8月26日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、反町理 【ゲスト】山口壯(自由民主党衆議院議員 元外務副大臣)、西野純也(慶應義塾大学教授)、水沼啓子(産経新聞編集委員 元ソウル特派員)
今月21日から23日の日程で、日韓の政治家・経済人・学者・ジャーナリストが一堂に会し、様々な分野について意見交換する「日韓フォーラム」がソウルで行われた。
日韓両国が輸出優遇措置除外を決めたのに加え、韓国が日本産農産品の検査強化を発表するなど、両国経済に実害を与えかねない通商をめぐる問題。両国の主張がすれ違い続ける徴用工や慰安婦をめぐる問題。さらに韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定=日韓GSOMIAの破棄を表明したことで、日韓の軋轢はついに安全保障分野にまで及び、両国関係は修復困難な状況に陥っている。
今回の「日韓フォーラム」では、これらの課題に対しどのような議論がなされたのか? そこから見えた韓国側の事情と本音とは?「日韓フォーラム」の出席者をゲストに迎え、泥沼化する日韓関係の行方について議論する。
●泥沼化する日韓関係 「出口」は模索できるか?
韓国国会予算決算特別委で李洛淵首相は「(韓国に対する輸出優遇措置除外など)日本の不当な措置が元に戻れば我が政府もGSOMIAを再検討するのが望ましい」とコメント。
水沼啓子、「李洛淵首相は知日派の方。韓国政権の中で唯一の知日派。GSOMIAは破棄まで90日あるため、その間に破棄にならないようにしてほしいということではないか」
西野純也、「GSOMIAの問題と貿易管理の問題と徴用工の問題、3つはそれぞれがつながっている。本当に出口を見つけるならば、この3つを同時に動かさないといけない」
山口壮、「差し押さえの話は現金化までいっていない。日本の企業にアンケートを出したらしいが、答えがないから現金化しないということをしている。現金化についてはブレーキをかけている。徴用工の問題に韓国政府は入っていない。徴用工の問題に韓国政府もちゃんと入ってきて議論することだ。最終的には首脳会談だ。首脳会談の唯一のチャンスは10月22日。新しい陛下の即位の行事がある。それまで首脳が出会う機会がほぼ見えない。10月22日に向けて何を事務方で積み上げられるか。日本、韓国の事務方が出口を探す。もう1つはGSOMIAがなくなるのは11月22日。まだ現金化していないことだから韓国、日本もGSOMIAを再検討するということはありえるのではないか」
西野純也、「韓国の方々と話をすると、10月22日というのは重要なターゲットと考えられていた。ただでさえ柔軟性がない状況でますます狭まっている。文政権が何とかしたいという思いが残っていても実現できる環境があるのかどうか」
【提言】 「日韓関係悪化の本質をどう捉えるべきか?」
山口壮 「納得できなくても対話」
韓国との対話では納得できないことばかりだ。だが対話をしなければ解決の糸口がみつからない。対話の用意ができていないのが問題の本質につながっている。
西野純也 「前提と認識のすれ違い」
議論の本質は何か。認識のすれ違いというのがよく言われる。議論の前提がすれ違う状況が出てきている。十分な話し合いがないことにも起因している。まずは相手がどういう前提に立っているのかを見定めてそれから対話につなげる必要がある。
水沼啓子は 「お互いに対するリスペクトがなくなった」
人的交流、文化的交流がこういうときこそ必要で、政治的な影響が及ばないようにすることが必要だと思う。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html