じじぃの「牛乳・イライラするのはカルシウム不足だからは間違い?その習慣は間違い」

牛乳飲んでる?

管理栄養士が教えるカルシウムの必要量と吸収率 ~意外と知らない食べ物の「へぇ~」~

2018年2月2日 みどり病院
カルシウムって牛乳・乳製品、小魚に多く含まれていて、骨を強くする栄養素のイメージがあると思います。
カルシウムは骨や歯などの成長に関わるだけでなく、神経伝達、神経興奮の抑制、筋肉の収縮、血圧上昇を防ぐ等、人間の体には不可欠な栄養素で毎日体の中で新しい物と古い物が入れ替わって利用されているので、寝ている間にもカルシウムは消費されているんですよ。
http://midori-hp.or.jp/nutrition-blog/food_i_do_not_know_surprisingly_calcium/

『その習慣、じつは大間違い!』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

「イライラするのはカルシウム不足だから」は間違い! より

イライラしていることを指摘されたとき、こうアドバイスされたことはないだろうか。
「カルシウムが足りないんじゃない? 魚食べてる? 牛乳飲んでる?」
しかし、カルシウム不足が感情のイライラにつながるという説に根拠はない。
この「イライラ=カルシウム不足」説は、高度成長期がピークを迎えた1970年代ごろから広がりはじめたとされている。
当時、急速に経済発展を遂げた日本だが、空気汚染やオイルショックなどが起こり、人々は心身ともにストレスも抱えることになった。加えて、このころは日本の食生活も大きく変わった時期。魚中心の和食メニューから肉中心へと、欧米化が一気に進んでいったのである。
これに目をつけたある雑誌が、「ストレス社会の原因はカルシウム不足」という記事を掲載。その後、「ストレスはカルシウム不足が原因」という定義が広まったともいわれている。
そもそも、血液内のカルシウムが不足すれば、骨に蓄えられたカルシウムから補う仕組みになっている。それでも足りなくなるほど、血中カルシウムが不足してしまうと、イライラどころでは済まなくなる。
カルシウムよりも、イライラと深くかかわりがあるものは「セロトニン」という脳内の神経伝達物質だ。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、神経を興奮させる「ノルアドレナリン」や快感を増幅させる「ドーパミン」と並び、精神面のバランスを整える作用をもつ。これが不足するとストレスを感じやすくなるわけだ。
だが、セロトニンの原料である必須アミノ酸の「トリプトファン」は、人間の体内ではつくられない。豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、さらにはバナナ、アボカド、アーモンドなどに多く含まれているので、おやつや食事に意識的に組み込もう。
ちなみに、「甘いものを食べると幸せになる」のは、あながち気にせいではなく、精製された砂糖は血糖値やセロトニンの値を上げる作用がある。ただし、砂糖で上げたセロトニン値は短時間でグンと下がってしまうので、一気に気分がふさいでしまう危険もある。

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どうでもいい、じじぃの日記。
昔から、牛乳はカルシウムの宝庫とされ、骨を作る上で大切な役割を果たしてきた。
「カルシウムが足りないんじゃない? 魚食べてる? 牛乳飲んでる?」
「健全な身体に健全な精神が宿る」
豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品や、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品を多く摂ることは健全な精神をつくることにつながるのだそうです。