じじぃの「高齢者・レーザーで白内障手術・手術の流れと費用」

正常な眼 白内障の眼

『すごい白内障手術』

佐藤香/著 幻冬舎 2018年発行

レーザーで早く確実に治す「スゴい白内障手術」 より

「手術の流れ」

これまで述べてきた通り、白内障は水晶体が濁ることによってものが見えずらくなる疾患です。現在のところ、濁った水晶体を透明にする方法はありません。
手術によって濁った水晶体を取り出し、新たな人工眼内レンズに交換するのが、唯一の根治治療になります。
「手術」という言葉を聞いただけで怖くて震え上がってしまう、という方も多いことでしょう。麻酔をして目に切開創をつくり、水晶体を取り出すなんて、想像しただけでゾッとする……。それが一般の方の感覚なのではないでしょうか。
でも、安心してください。
実は白内障の手術をするとき、切る部分はほんの少しなのです。どのくらい少しかというと、わずか2.4ミリ程度。ほんのちょっと切るだけで、安全に手術を行なうことができるのです。
では、簡単に出の手順をご紹介しましょう。
① 麻酔を行う
② 角膜のふちを2.4ミリ程度切開する
③ ②の切開した芭蕉から、水晶体の前嚢に丸く穴を開けて超音波の機械を挿入し、内部にある核と皮質を砕く
④ ③で砕いた水晶体を吸引、除去する
⑤ 人工眼内レンズが入れて固定する
手術に要する時間は、事前準備を入れても片眼で15分程度です。
切開創がとても小さいため、縫う必要もありません。1ヵ月くらいで自然にふさがってしまうのです。

「手術の種類」

白内障の手術は、大きく次の3つに分類されます。
① 健康保険の対象となる手術
② 民間の生命保険会社の先進医療特約の対象となる手術
③ ①、②の対象とならない、自由診療による手術
それぞれ費用の支払い方(かかり方)や使える眼内レンズが異なっています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
白内障発症はいつ頃から始まるのだろうか?
実は、50歳代で37~54%が初期状態を含めた白内障になっていて、60歳代では60%以上が、70歳代になると80%以上が発症しているのだそうだ。
正常な人の眼と白内障の人の眼を比べた画像がある。
夜、白内障の人が外の景色を見ると、物体の形状ぐらいしか識別できないほどだ。
手術に要する時間は、事前準備をいれても片眼で15分程度らしい。
白内障の手術は健康保険の対象となる。
高齢者(70~74歳)で健康保険負担割合3割の場合、12万円(日帰り手術)ぐらいかかる。
一応、白内障の手術は安心して受けられる手術らしいが、医師の熟練度にも影響を受けるらしい。
私もすでに白内障なのだろうか。